月兎社のモト
by calico5
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スノードーム映画 ベスト3!
本日、ウレシカさんでのスノードームの会を、ライターの古地屋ジュンさんがエキサイトビットで記事にしていただけました[LINK]。番外編として(?)、月兎社的スノードーム映画ベストスリーを。
…とはいえ、まずは、スノードームと映画というと、まずあげられるオーソン・ウェルズ監督主演「市民ケーン」を。一代で成り上がった新聞王ケーンが、吹雪の夜、広大でバロッキーな邸宅でひとり孤独に生涯を閉じようとしてるオープニング・シーン。「バラのつぼみ(ローズ・バット)…」と謎めいた言葉を呟いたケーンの手から、山小屋のスノードームが転がり落ち、ガラスが割れ、そこから新聞王の生涯が語り出されるという非常に映画的なシーンです[YouTube][amazon]。
さて月兎社的スノド・ムービー第3位は「メアリー・ポピンズ」。お話をねだる子どもたちに、メアリー・ポピンズがセントポール寺院のスノードームを揺らしながら「2ペンスを鳩に」を歌うシーン。
このスノードームに舞うのは雪ではなく鳥で、そこからスノードームのなかの大寺院に鳥が舞い、餌売りのおばあさんが座っている幻想的なシーンが展開されます。「♪それはあなたの見えなかった世界/あなたは知るのです、鳥たちの微笑みを」。これも初期の特撮ファンタジー映画として、スノードームを巧みに使った映画表現です。
2位はリュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」。南米ペルーの雪山の中で、潜水実験の被験者になっているフリー・ダイビングのジャック・マイヨールと、ニューヨークの保険会社の調査員ジョアンナが出会うシーン。ふたりはたがいに一目惚れして、ジャックはジョアンナにイルカのフィギュリン・スノードームを唐突にプレゼントして去っていきます。…いま気付いたけど、このシーンは、雪山で出会って、イルカの海に終わる悲恋(?? ハッピーでコミカルな映画だけど、やっぱり悲恋映画だよね??)を冒頭シーンで一個のスノードームに凝縮してたのかあ! プレゼントするときのジャックの「きみはイルカに似ている」というチャーミングな言葉も、じつは呪いのことばでもあったのだ…リュック・ベッソンおとるべし(笑)。[YouTube][amazon]。
1位はやっぱり1998年「アベンジャーズ」!気象テロを企てる悪の気象会社「アンブレラ」会長ショーン・コネリーと、英国情報機関MI6の嫌味なくらい英国紳士なエージェントのレイフ・ファインズ、そして謎の美女気象学者ユマ・サーマンの闘いを描く、ガジェット満載の映画です。ショーン・コネリーはガラス球体フェチであるらしく、その館のホールには無数のスノードームが並び、蘭の温室には巨大レンズがそここここで蘭を拡大し、
「ご希望の気候をあなたのものに」という彼の会社のショールームではグラスドームに納められたさまざまな気象条件が展示されてます。
(ちなみに、科学者の気象テロ匿名会議は、クマちゃんの着ぐるみにておこなわれる!)
「アベンジャーズ」はスノドのほかにも、秘密基地、逃走用具、…とあらゆるとことで球体が登場するスフィア映画でもあり、
ロンドンに空中庭園も出現しちゃったりして、とにかく好きなものがいっぱい、あほらしくて小粋な映画なのであります。
…、と、こちらも今、気付きましたが、ユマ・サーマンとレイフ・ファインズが手にしてるのは、傘のスノードーム。ショーン・コネリーの悪の天候会社が「アンブレラ社」というのもあるけど、史上初のスノードームが「傘を持つ男」だったのもひっかけてるのかも。くうぅ! [YouTube][amazon]
こちらの読み応えあるブログ「映画のなかのスノーグローブ」さんもぜひごらんください[LINK]!
# by calico5 | 2014-12-18 12:48 | 本・映画・展覧会
郵便配達夫シュヴァルのスノードーム。
ウレシカさんでのスノードームの会がエキサイトニュースさんで記事にしていただけました[LINK]。ライターの古地屋ジュンさん、ありがとうございました!記事のため、「郵便配達夫シュヴァルの理想宮」スノドと、むかし担当した岡谷公二先生のご本をとりだしてきて撮影しました。
シュヴァルは毎日32キロ歩いて郵便配達する途中でみつけた石を積み上げ、じぶんの家の庭に33年かけて宮殿を建てちゃったおじさんです。パリ万博の世界の建築パヴィリオンの葉書を配達するうちに妄想がグルグルしてこんなの建てちゃいました。
建物の内部は洞窟のようになっていて、シュヴァルの考えた「格言」が彫りつけられてます。格言オヤジとしてのシュヴァルは「勇敢な心に不可能なものなし」とかきわめてフツーなのに、創った宮殿は奇天烈気が狂ってるというのがむしょうにおもしろい。
…しかして作品社版「郵便配達夫シュヴァルの理想宮」は、作品社に移って初めてできたやるぞやるぞやってやるぞ!状態のうえ、デザイナーさんもバブル時代の余波でノリノリだったので、正直やりすぎてます(笑)。見返しはシュヴァル切手シート状。
ページの端はパラパラ漫画になっていて、右ページが郵便配達夫シュヴァルが拾った石を「我が忠実な伴侶」と呼んでいた手押し車で運ぶようす、左ページが、石がウニウニ動くようす、になってます。へへ。作品社版、岡谷公二先生著「郵便配達夫シュヴァルの理想宮」は絶版ですが図版量が文庫版とはまったくちがうので、古本屋さんでぜひ! けっこう売れた本なので、かんたんに見つかると思います。
# by calico5 | 2014-12-18 10:30 | 本・映画・展覧会
うずらのオルゴール at 飯能イチノ陶器店さん。
はじまりは鶉のオルゴール。お祭りのとき、飯能銀座のイチノ陶器店さんでみつけました。音楽は「星に願いを」♪。 地味かわいいったらないです。
もいっこはこちら。音楽は「イッツ・ア・スモールワールド」。
イチノ陶器店さんは創業100年の老舗で、離れてみると黒瓦の日本建築のまわりに、タイルを貼ったモダン外壁をめぐらせた看板建築であることがわかります。昭和30年代に改築なさった由。名古屋のノリタケの特約店で、タイルも愛知県常滑のタイルを使ったそうです。
上がり口の床タイル。カワイイ。
ふたつのオルゴールはこんな感じでガラス棚にいました。ふるい食器店さんて、なにかイイモノありそう!っていつもわくわくしちゃうんだけど、こんかいは大当たりでした。
イチゴのお茶碗も~♪



# by calico5 | 2014-12-17 12:08 | ガラクタ
禁断のオルゴール/その1 at 西荻ルーペさん。
さいきん何故かオルゴールづいてます。スノドとならぶ場所取りアイテムでおうちが狭いコレクターには鬼門なんだけどなー。西荻ルーペさんで12/25まで開催の「西荻セカイツアー/ドイツ」[LINK]でget。
おーい、なんか巨大みつばちにアタマ吸われてますよー。
木のポッチでう「いったん停止」できる独逸ハイテクオルゴールです。
# by calico5 | 2014-12-17 11:21 | ガラクタ
金沢その4/禅の庭。
金沢21世紀美術館、「プール」は残念ながらおそうじちゅう!でもきもちのいい美術館ですね。白血球?チェア。
うさぎ椅子もカワイイ。このあと忍者寺と呼ばれる妙立寺へ。幕府との緊張関係がたかまったときの「万一の場合の出城として、その中心的役割を持たせたと言われる。そのため、建物全体が迷路状となり極めて複雑な構造を有し、今日では『忍者寺』の別称持つ」。ということで、吹き抜けの井戸を中心に階段をめぐらせた非常に複雑な造りになってておもしろかったです[LINK]。…この井戸を、ガイドさんは「どの階からでも水がくめるように」と説明していたけれど、これは中国の「天井」じゃないかなあ、と思いました。中国の伝統建築では、家の中心に、空が見える吹き抜けの井戸を造り、家の存続と繁栄を祈ったんだけれど、幕府の監視をのがれ前田家の存続を確保するための拠点だったというこのお寺の中心にある吹き抜けの井戸、なんだか意味深じゃない?
あまり期待せずに行ったのですが、結局心にのこったのが鈴木大拙館[LINK]。仏教学者・鈴木大拙の記念館で禅をするための池のある庭が。21世紀美術館の「ブルー・プラネット・スカイ」もそうだったけれど、施工技術がすごい。ビシっときまってて、さすが金沢じゃねえという感じ。
この水面に、ランダムにボコっと水泡がうき、波紋がはしります。禅~。
主計町のうねうね。
市場楽しかった。
ひたすとお吸い物になる最中みたいの。
東廓の「コールドパーマ」。
西廓ちかくの美容院。
このちかくの旧北廓で、めくるめくタイル撮影できました。ふうう。すごかったよー。
# by calico5 | 2014-12-14 11:07 | ぶらぶら
憲法よろしく。
きのうはアルタ前の演説いったり帰りの西荻では打倒かねめ候補さんがいたりでずっとお外でなにも書けませんでしたが、憲法よろしくです。今の憲法があればとりあえず、自由と人権、平和へとふり戻せる。だいじょうぶ。
# by calico5 | 2014-12-14 10:51 | いろいろ
「月兎社プレゼンツ/スノードームの世界」at西荻ウレシカさん。
この秋5度目の取材旅行から帰って熱を出してしまいお知らせがおくれましたが、というか明日なのですが!11月29日(土)14時〜から西荻窪ウレシカさんで 1dayギャラリー&トークイベント 「月兎社プレゼンツ/スノードームの世界」をおこなわさせていただきます。
イタリアの古風で優雅な”スカラップ(波形の)”台座をもつスノードームから、
アメリカポップで愉快な”リングトス・スノードーム”まで。
心底気に入って手元にのこした60個ほどのヴィンテージ・スノードームとそれとつながる絵葉書やみやげもの、
スノードームの本をめくりながらお話させていただきます。くわしくはウレシカさんへ![LINK]。
ウレシカさんでは12/1まで、「倉敷意匠計画室のにちようひん ウレシカ部屋」展を開催中です。大人気のカタカタさんの印判皿(キリヌキたまら~ん!)
カレーやビーフン、チャーハン、お漬け物、もってもって盛りたくなるやはり印判のお皿、
KIYATAさんの木型から作った豆皿、
関美穂子さんのパイルガーゼと、
おそろいのハンカチ、いろいろなてぬぐい、
夜長堂さんのあきふゆっぽいこっくりしたてにぐいなどなど、すばらしいもの倉敷よりきておりますので、この週末、ぜひぜひお運びくださいませ!



# by calico5 | 2014-11-28 21:14 | 本・映画・展覧会
金沢その3/金沢バロック。
ガラスフレームのアトリウムスタイルの駅はめずらしくないですが、とにかくデカイ。そしてこのどでかい「鼓門」。金沢は武家文化の街ということで、能楽が盛んである由。横から見ると???でしたが正面からみると威風堂々。来年3月に長野新幹線がついに金沢まで開通です。開通して混む前に、とゆうことで今回は飛行機(小さい空港を使う飛行機+宿泊のパックってけっこうお安いのがあるのだ)。すばらしい快晴で、御嶽山の噴煙のむこうに富士山が見えるという絶景に胸をうたれました。
小松空港から全国白山神社の総本宮である白山比咩神社にゆきました[LINK]。落ち着いたお宮でしたが、御神馬像がバロック!
鞍に描かれているのは、ハクサンシャクナゲ、クロユリ、ウメバチソウ、雷鳥、ヤチアザミ、ハタサクフウだそうで、これらのモチーフは金沢のあちこちで目にすることになりました。
ね?(いやー、「ご当地ポスト」はあちこちで見たけど、金沢のこの坊ちゃんはすごいわ)
富山の伝統工芸「細工蒲鉾」!スゲー!47.520円ナリ!鮨蒲本舗 河内屋さん[LINK]。
やっぱり買えば良かった~ともうれつに後悔してます「手まり蒲穂子」[LINK]。金沢駅の「百番街あんと」はほんとおもしろかったでした。代表的なお菓子や食品のお店はだいたい出店しているので、散歩の途中でいいなーと思ったもの、さいごにまとめて再会できました。かぶら寿司もおでんもむちゃくちゃ美味しかったです。すっかり梅貝ファンになってしもうたですよ。
# by calico5 | 2014-11-16 03:24 | ぶらぶら
金沢その2/「もりの音」。
江戸時代の加賀藩士たちの屋敷跡のつらなる長町へいって、美しい並びの武家屋敷、みんなそのまま住み続けられてることにびっくり。何百年お隣さんなんだ~!想像もつかない町内会人間模様である…と、そこにあったのが「茶菓工房たろう」さん[LINK]。モダンで上品なパッケージにほれぼれ。
寒天の干菓子です。
「毎月新作和菓子を月の始め1週間だけお作りします」という「たろうの1週間」というページもうつくしー[LINK]。「金沢のひとは”ぼっこり”(せかせかしない)で遊びずきだから、お茶とかならってるひと多いです」なんですと。そして「金沢は武家風ですから。京都の公家風とはちがうという気持があります」というタクシーや喫茶店できいた言葉が腑に落ちました。
# by calico5 | 2014-11-15 13:42 | ぶらぶら
金沢その1/金沢加賀八幡起き上がりもなか。
先月末、金沢にいってきました。さすが金沢、デザインが洗練されていて、お菓子をついついジャケ買い…。
まるいヒトタチ。
加賀八幡のお守り加賀八幡起き上がりをモチーフにしているそうです[LINK]。ほどよい甘さのあんことぱりぱりのかわが美味しい最中でした。金沢うら田HPはこちら[LINK]。
去年、昨年、イラストレーター・赤池佳江子さんがこの加賀八幡起上がりのイラストを絵付けした「てるてる」をつくってらしたんですね。カワイイ~。写真はこちら金沢桐工芸岩本清商店のサイトより[LINK]。
# by calico5 | 2014-11-15 12:47 | いろいろ
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