いよいよ2009年もあとわずか!今年は春のユカワアツコさんの「雀の小藤太」「小鳥ならば」にはじまり、秋に結城伸子さん「森と糸」、12月には鳩山郁子さん「白い金平糖の島」を刊行させていただくいっぽうで、5月からとにかく「切手帖とピンセット」の写真&キャプションを準備しつづけ、ひじょうに楽しく充実した一年をすごさせていただきました
[UP]。いっしょに楽しみ、応援してくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
2010年は「切手帖とピンセット」刊行のほか、ユカワさんの小鳥屋さんサイト開設、結城さんとすすめております本格単行本の編集仕上げ、そして一年を通じて鳩山さんの作品発表…とまた楽しい年になりそうでわくわくしております。また何卒おつきあいのほど、よろしくお願いいたします。
写真は今年のフェバリエット写真集
[amazon]。2009年は木モノに惹かれた一年でもありましたが、貴族の館から大植物学者リンネの書斎、海辺の小屋まで、スウェーデンの古い木造の建築物を静謐な写真でとらえた本書、はげしくオススメです。木材と、剥げ落ちたペンキ、イタリアとは風情のことなるメメントモリ風味のトロンプ・ルイユはスウェーデン独特のもので、ちょっとこわいけれど、惹きつけられるものがあります。
ことし仕事をしながらずっとながしていたのが映画「シッピング・ニュース」
[amazon]。ストーリーも俳優陣もよかったですが、スウェーデン人のラッセ・ハルストレム監督の撮る「家」がまさにこの、木材と剥げペンキの世界でありました。
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ではではみなさま、よいお年を!
メールのお返事および発送は明けて5日よりとなります。何卒よろしくお願いいたします。