月兎社のモト
by calico5
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大工らよ、梁を高く上げよ。
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サリンジャーが亡くなった由。1965年に最後の作品「ハプワース16、1926」を発表してから45年も隠遁生活をして91歳で歿。つっぱりきったなあ(笑)。この白水社版の「ライ麦畑でつかまえて」は中学2年の誕生日に友人がプレゼントしてくれた本で(この装幀、北園克衛だったんだ!知らなかった)、以来、サリンジャー、サローヤン[LINK]、ドストエフスキーがフェバリエット作家でした。(いまはプラス、ディネーセンかなあ)。

サリンジャーとドストエフスキーの結び目は「ナインストーリーズ」所収の「エズミに捧ぐ」。サリンジャーとサローヤンのあいだには、いかにもなエピソードを読んだ記憶があります。ある女性がサローヤンを好きになって、ラブレターを書こうと思ったけれど、すごく「インテリジェントな」サローヤンに気後れして、友人のサリンジャーにアドバイスを求めたそうです。そうして書かれた手紙を読んだサローヤンが彼女に言った言葉は、「きみはとても素直で賢い子なのに、どうしてこんな気取った、いやったらしい手紙を書くんだい?」。…できすぎだよなあ(笑)、ほんとかなあ…と思いつつ、サリンジャーとサローヤンってやっぱり連環づけられるふたりだったんだ、と思ったことでした。

サローヤンも1981年に歿、そして「ライ麦畑」翻訳者の野崎孝さん[LINK]も1995年に。サリンジャーやフィッツジェラルドの野崎孝訳に親しんでいたので、近年それらがどんどん村上訳に再版されて消えていってしまうのがちょと悲しい。でもそれは野崎孝さんのセンスのよさの証なんでしょう。サローヤンの「我が名はアラム」の訳者、清水俊二さん[LINK]も、チャンドラーの訳がむちゃくちゃかっこよかった。訳者つながりというのもやっぱりあるなあ。…と、いろんな本が再読してみたくなったサリンジャーの訃報でした。
by calico5 | 2010-01-30 11:25 | 本・映画・展覧会
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