尊敬する編集者、小山内真紀さんの手がけられた「タティングレースの小さなアクセサリー」が刊行されました
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タティングレースというのは、この「シャトル」というツールをつかって指で編んでゆく繊細なレースです。このシャトルはずっと何の道具だかわからないまま「?・?・?、でもなんかイイ…」と思っていたものなので興味津々。
不思議だけどやってみたいー!とトライする予定でおるのですが、peikkoさんのクラシカルだけれどどこか現代的なタティングレース作品が、活字組の美しい洋書の一葉や、封書に配された写真をみるだけでもとても惹きつけられるご本です。西尾彩さんのカードとレースの組み合わせもためいきモノ。とはいえ、作り方も丁寧に図解入りで説明されているので、ここはいっちょうがんばるベシ。
タティングレースの繊細さはそのままに、でも存在感をもって見せてくれる造本は、対象とのスタンスの取り方の正確さがいつも際だってらっしゃる小山内さんならではのお仕事で、さすがだなあ、とつい勉強モードで見てしまいます。あたたかくみつめて、でも凛となさってるんだよなあ。だからとても心地良いのだ。小山内さんが編集なさった本、「手で作る本」
[amazon]、「モードと手仕事」
[amazon]もとてもすてきなご本ので、ぜひご覧ください!