月兎社のモト
by calico5
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淡路島。創成期国産マジョリカタイルとナゾの豆鳥居。
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にしおゆきさんアトリエでの撮影を終え、楽しい、ひろめ市場[LINK]で打ち上げ、高知に転勤してた学生時代の友人とも再会できた翌朝5時高知駅、淡路島に渡るため、徳島に向かいます。…この旅程をきいたすべての四国の方から「うーん、ふつー淡路島は神戸から行く」と言われて、ひえー地理わかってなかった!とひるみつつ、列車で四国の風景見るからいいんだも~んとおのれを正当化していましたが、
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…暗いの!…ぜんぜん夜が明けません。あー、西だから日の出が遅いんだぬかったりー、と思ったころあいに駅名「大歩危(オオボケ)」がアナウンスされ…ぎゃふん。
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乗り継ぎ40分待ちの阿波池田。近辺を散策しようと思ってたけど暗くて駅舎からでられません。
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こおいう名所があるらしい…が、暗闇に漂う濃い緑の匂いをくんくんかぐのみ…。
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板とふたりきり…さぶい…缶コーヒーとおざぶの紅色で暖をとる。
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ようやっと夜明け。山あいの町の角張ったシャチホコを頂いた重厚な屋根瓦の家々。いつか見て歩けるかなあ。
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徳島駅からは青空!鳴門海峡を渡る高速バスに飛び乗り、
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淡路島のまんなかの洲本ICで路線バスに乗り継ぎ。ほんじつ2度目の40分待ち。あったかい。のんきのんき。
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そしてここが目的地!徳島寄りの港、福良にある株式会社ダントー(淡陶)さんの研究所です[LINK]。ダントーさんは、江戸文政年間に名高かった珉平焼の流れをくむ歴史ある会社で、明治以降、建設のはじまった洋風建築の室内を飾る国産タイルの草分けとなった会社のひとつです。国産タイルの歴史についてのすぐれた本も出版しておられ、その製品や文化史的資料を見せていただきたくて、やってきたのでありました。
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こちらは明治35年ごろ、大きくて重い!タイルというよりは焼き物という感じですが、惚れ惚れするするような重厚な美しさで、濃い紫が玉虫色の輝きをはなっていました。
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こちらは明治41年、すでにイギリスのレリーフ・タイルの技法がものにされている!レリーフの稜線によって秞薬が厚いところ薄いところが生じ、それが文様の陰影を濃くしています。
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このころの淡陶さんの商標は千鳥。
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翌明治42年、多彩のレリーフタイル。
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そしてこれが!昭和初期に確立され、国内・海外のあちらこちらをいまでも飾るいわゆる「淡陶マジョリカ・タイル」。深い凹凸と、鮮やかな色彩、エキゾチックな図柄で異彩をはなった製品群です。桃、仏手柑、石榴…すごいー。
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こちらが金型。とても重く、とても美しいものでした。
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タイルはもちろん素晴らしかったけれど、この淡陶カタログがまた!殊に初期のものは石版印刷で、ほんとうに美しかった。一頁一頁なめるように撮らせていただいて、コーコツ。…と、かように、鎌田所長さんに説明を伺ったり、所員の方に資料を出して頂いたりしながら、タイルをたくさん撮影させて頂いて、ムチャして来て良かった!のいちにちでした。
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この日は最終日だしせっかくの淡路島なので、リゾートホテルをとってました。ダントーさんの裏の丘、歩いて5分くらいですよー、と言われ、撮影の興奮さめやらぬまま歩き出したのですが、…すごい坂~。キャリーが逆走しそう。
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しかも、丘の上にホテルは見えども入り口見えず。「城」を仰ぎつついっかな辿りつけないKのように、丘を巻いてグルグルのKATO。菜の花きれいだし、ま、いいかと思ったやさき…
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ぎゃー、これナニ?「斬謀」…謀を斬る…?
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「滅悶」…悶々を滅する?!…このようなオドロオドロシイ言葉を書いた高さ20cmぐらいの小さな鳥居が、道沿いに延々とたてられているのでした。コハイ~。…つか、丘の上のホテルを背に道はすでに下り坂、完全に迷ってる~。
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と、ビクつくうち、お家が~。ほ~っ。これまた立派な屋根瓦と生け垣。列車からみた角張ったシャチホコふうとはまるで異なる、優しいヘラ型の鬼瓦がのっています。
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入り江の田んぼと夕暮れの稲藁小屋。
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奥はトラクター小屋になっていました。すごく静かで穏やか…。
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苅藻という海水浴場にでました。(なぜタマネギくん?とおもったけど名産品だそうです)
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すごく空気がきれい。いつからぶり?と思うほど、深く深く深呼吸しました。…帰ってから調べたけど、豆鳥居のナゾはわかんなかった。ただ、あの岬は福良湾の浮かぶ平家滅亡ゆかりスポット、煙島に面するあたりで、関係あるのかなーないのかなー。
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ともあれ迷ったおかげで、苅藻海水浴場から、鳴門大橋にしずむ夕陽をみることができました。はああ、長いいちにちだった!

先日の淡路島震度6弱の地震。印象的だった瓦屋根が崩れてしまった映像に胸がいたみましたが、みなさん耐震対策をしっかりしていて、人的被害はほとんど無しで、ちゃんと備えないといけないんだな-、とあらためて思いました。
by calico5 | 2013-04-17 13:25 | ぶらぶら
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