ブック・ギャラリー・ポポタムさんで15世紀のフランドル画家、ハンス・メルリンクの大判画集が。ハンス・メルリンクというと、びみょーに奇妙な画家という印象があったので、ゆっくりめっていくと…キタコレ「純潔のアレゴリー」(1479-1480)。(拡大サイトは[
コチラ])。
イタリア・ルネッサンスの宗教画には、大理石が克明に描かれることは珍しくないのですが(当時は貴族の館を大理石でかざるのがステイタス・シンボルだった由)、こうした結晶系の鉱物が描かれた宗教画というのはちょっと記憶にありません。面白い。