月兎社のモト
by calico5
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木モノ。
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なんだかよくわからない木モノ。錘だとのこと。何にどう使う錘?

友人が遊びに来てくれました。会うのは5年ぶりだけれど、一瞬にして毎日いっしょに教室にいたときとおなじように会話がはじまる。幼なじみ(もー、学校ともだちはみんな感覚的には幼なじみ・笑)とはそうしたものとよく言うけれどほんとだ。それ以上でもそれ以下でもない軽さと重さを正確にやりとりできることにくつろぎ、19歳のときとまるで変わらぬ彼女の可憐な笑顔やしぐさに心うたれました。

ディネーセンの「バベットの晩餐会+エーレンガード」[amazon]読了。解説にディネーセンが考えていた「エーレンガード」のタイトルは同じデンマーク人の哲学者セーレン・キルケゴールの著作にちなんだ「誘惑者」だったとあり、そうかキルケゴールと同国の人なんだ!とかなり腑に落ちる。理知的で、率直で親切、乾いたユーモアがあり、清潔感があって、だけどそのじつとことん虚無的な人間であるあたり、ふたりは似ているかもしんないなあ。じつはキルケゴールの「死に至る病」[amazon](まっ、いわば絶望先生)、「誘惑者の日記」を読んで哲学科にいったのだ。当時のクラスではエバッてる奴はヘーゲルの威を借り、気持ちのいい奴らはキルケゴールとヴィトゲンシュタインを愛してました(笑)。まあそんなロマンチックな哲学は1年で終わり、あとはフッサールとゆう変なオッサンの時間論にはまってたんだけど(おすすめは[amazon][amazon][amazon]。あ、なんか読みたくなってキタ)、でもキルケゴールはずっとココロのアイドルだったのさー。

そういえばディネーセンの「アフリカの日々」[amazon]を読んだとき、ヴィトゲンシュタインの評伝[amazon]の一節を思い出していたんだった。「あるタイプの顔が好きだとよく言っていたし、そういう顔が、何もいわなくてもよいから、その場に坐っていてほしいのだとも言っていた。第二次世界大戦中-そのころは土曜日に講義していた-アメリカ黒人の兵士が出席していたが、ヴィトゲンシュタインは一度ならず、あの人なつっこくて率直な顔はすばらしいとほめていた。その兵士が来なくなったとき、彼は非常に残念がった」。ディネーセンの描く「土地の人々」の顔は、人なつっこくもなく率直でもなく読み取れぬ謎のままであるけれど、その愛着のありようはヴィトゲンシュタインのそれと似ているような気がしたのかも。
by calico5 | 2008-02-25 03:57 | 本・映画・展覧会
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