月兎社のモト
by calico5
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「世界でもっとも有名な女性写真家」。
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DVDでドキュメンタリーをみました[amazon]。記憶にはっきり残ってる「ローリングストーン」誌の写真や大がかりな撮影光景もおもしろいし、堂々たる本人の姿も魅力的だった。その大胆さも無骨さも含羞も、どこか永遠の女学生という雰囲気があっておもしろい。グロリア・スタイネムの言葉、「彼女は背が高くて最も信頼できて感覚的」そのもの。
彼女の被写体誰もが堂々とした威厳をまとわされているのがここちいいのかも。顔にペイントされていても、薔薇に埋まっていても、彼女が写した人間にははっとするようなはれやかな威厳がある。しかもそれが舞台装置でショー・アップされた作りものではなく、その人がもともと内に秘めているゴージャスさの顕現であると、観る者にはっきり感じさせるように撮っている。
パティ・スミスが「初めて写真を見て、これが私?って思ったのを覚えてるわ。そこに写ってたのは知らない人だった。でも大人(" human being")になって、- あの写真の自分がいると分かってきた」と言ってるのが興味深かった。DVDをみていて、アーティストというより、天才的なエディターという印象があったからです。本人は、「人物を捉えるなんてしょせん無理よ。撮影はほんの数分。人間も人生ももっと複雑。」と言っているけれど、被写体のもつその人のコアを、パブリックなものに打ち出すその直観力、プレゼンテイションの緻密さと剛胆さが彼女の写真の迫力だと思う。「それ以上でもそれ以下でもない」という強靱なリアリズムの人が、意表を突く舞台装置をぶちあげるところが痛快なんだよね。
…そしてスーザン・ソンタグ。ソンタグの写真も、彼女の哀惜の涙も、心にしみました。
by calico5 | 2008-10-09 15:17 | 本・映画・展覧会
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