月兎社のモト
by calico5
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トマトの☆。
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買ってきたトマトのてっぺんに、花びら/星のしるしがついてた。なんかに似てるなーと思ってましたが、これだ!ブンブクの化石。
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下はベランダで成ったミニトマト。ちょと皮がかたいけど、トマトの匂いがツンとウマイ。
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webリモ鳩山さんオリジナル作品[UP]はじまりました。ほんじつ続々UPです。webリモtopページ新アニメ、ヒツジもよもよ編も見てくだされ!笑
by calico5 | 2007-07-31 12:24 | どんぐり・キノコ・ニワ
ふうぅ。
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まずはほっとしたー。辞めない理由づけをきいているとあきれてしまうけれど、とりあえずはほんとにほっとしました。

神戸のトリトン・カフェさん発行の冊子「Billet ビエ」の新刊[LINK]を青山ブックセンター本店さんで入手。ことに最新刊vol.4の「アートと暮らす」のダニエル・ジャジアックさんお宅訪問特集、うつくしー。木の調度と漆喰とリネン…なんだけどこの扉や椅子、床といった「木」のぶぶんの美しさがはんぱじゃなくて、ほとんど流木!静謐な世界です。おなべ特集号もおもしろかったでした。

「ダゲレオタイピスト」月兎社購買部分、完売いたしました。みなさん、ほんとうにありがとう!販売していただいている書店さん、ギャラリーさんにはまだ残部少々おありです。通信販売もしていらっしゃるので、ご希望の方はおといあわせください[UP]

webリモ鳩山さん編は予定通り8/1(水)22:00より。きょうからすこしづつUPしていきます。ダゲレオ・ケースやイギリスの博物館の標本箱に納められたオリジナル作品のほか、カメラ・デイズ番外編「紙モノ詰め合わせお楽しみセット」(!?)も制作中です。乞うご期待!
by calico5 | 2007-07-30 10:58 | 本・映画・展覧会
にちようび。
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都知事選のトラウマがあって選挙の翌日がコワイけれど、ここのところの世論調査をみていると希望も感じられる。名前を書くのもヤな現首相にはどうしても退陣してほしい。あの様な内閣にひとびとの生殺権を与えることがあってはならないと思う。都知事選どころのレベルじゃない。現政権が生き残ったら、憲法改悪されることになってしまう。

先週憲法学者のひとが新聞に書いていたけれど、刑法・民法は国民に課せられる法律だけれど、憲法は政権に課せられる法律なんだよね。つまり憲法9条の交戦権の否定と言うことは、その時々の政権に交戦権を認めないと言うこと。太平洋戦争で軍部の暴走を止められなかった反省にたって新憲法は戦争を放棄し、政権の交戦権を封印した訳だけれど、この決定は残念ながら今も、いや今こそ有効だと言わざるをえない。今の内閣のメンツを見て、この人たちに自分の家族や友人の生き死にや家や財産の全てを託すなんていうことが考えられるだろうか。ブッシュのあのなんの正当性もないイラク戦争に、州兵として登録されていたふつうのアメリカ人が派兵されていく様をみていて、憲法9条がなければ、自分の家族や友人がアメリカの戦争に参加させられた可能性のリアリティをつくづく感じちゃった。一方で、現政権の数ヶ月のおかげで日本の民主主義がまだまだ脆弱であることを思い知らされてもいる。

現首相は「戦後レジームからの脱却」のために憲法を変えなくてはならないと言う。でもじゃあ、「脱却すべき戦後レジームとは何をさしているのか」という問いに具体的に答えたことはない。答えられるはずがない。だって憲法に明記された戦後レジームとは、国民主権・平和主義・基本的人権なんだから。
現首相は国民主権・平和主義・基本的人権を否定し、それを捨てろと言っている。そして今国会でそれを奪い取るための法律を上程したり、着実に強行採決したりしている。国民投票法案で平和主義を狙い、教育基本法改正と共謀罪で思想・良心・表現・集会・結社・通信の自由を狙い、年金制度の崩壊放置や障害者自立支援法、未納者の保健証取り上げによる医療難民化、むりやりな生活保護辞退強要などで生存権を脅かし、まとはずれな「ジェンダー狩り」で男女平等を否定し、ホワイト・カラー・エグゼンプションで労働者の正当な権利を奪おうとしている。投票率を下げるために、今回多くの選挙区で投票所の場所の変更や投票時間の短縮をコソーリおこなっているという話がほんとうならば、参政権/国民主権もないがしろにされていることになるね。ウィキペディアで「日本国憲法での基本的人権」の一覧をあらためて見て[LINK]、現首相が本当に「戦後レジーム」を、二度の世界大戦の果てに世界の人々が「これを守ろう」と考えるに至った「基本的人権」を、ことごとく否定し、政治日程にあげていることに慄然とする。

もひとつ。現政権になって、新聞やテレビという大マスコミがひどい圧迫をうけてへたれまくってるのを感じる。現首相はかつて「従軍慰安婦問題番組」でNHKにひどい圧力をかけている。それ以来マスコミのニュース・バリューのつけかたがオカシイ。何を一番にもってくるか、何に大きな時間や紙面を割くか、ジャーナリストとしての見識や倫理感がまっとうされてるとは思えない。まっとうされてないから紙面全体、番組全体がうそっぽくなっている。そして新聞・テレビしか見ていない人と話していると、ネットのニュースやブログで情報を得ている人とはひどい情報格差が生じていることがわかる。現首相とその周辺が何をしてきたか、webで知ったことの半分も新聞・TVにはでてこない。
大マスコミのおかしさをとくに強く感じたことがふたつあって、ひとつはヒューザーの耐震偽装事件にからんで、現首相の後援会とヒューザーの橋渡しをしたとされる議員の喚問がようやっと行われたその翌日の朝日新聞。少し前まであんなにも騒いでいたのに、その喚問の記事は後ろから3面めぐらいの場所で小さな記事だった。同じ新聞の、前から2面目の下三分の一の広告(いわゆる半五段。たしか掲載料1500万円くらい)に、現首相とハイタッチしている写真をでかでかと載せた、かのネット操作の噂のたえない政府広報担当の著書のばかでかい広告が掲載されていて、このタイミング、この占有場所・面積の重要度の倒錯はいったいなんなんだ ? と、いやーな気分になったのを覚えている。
そしてふたつめは、やはり伊藤一長長崎市長殺害事件。事件がおこったのは4月17日火曜日、その翌週発売日を迎えた週刊誌の中吊り広告の見出しに、この事件をあげていたのが2誌しかなかったんだ。同じ日におきたアメリカの乱射事件は全誌見出しにしていたのだから、間に合わなかったということはありえない。いったい日本のマスコミはどうなっちゃってるのか、この事件にはどんな背景があるのかぞっとした。そして数週間後「週刊朝日」が伊藤市長殺害犯の所属していた暴力団と現首相の秘書の接触を記事にしたとき、現首相は激怒して、自分に暴力団とのかかわりが1ミリでもあれば首相を辞めるといったことを言い放ったわけだけど、2006年に現首相の地元であった市長選挙にからむ放火事件に関して、現首相の地元秘書が、広域暴力団に現首相のおす候補の対立候補の選挙妨害を依頼し、謝礼のすくなさへの報復として放火されたと裁判所が認めた事件がおきているのに、このことを指摘する新聞・TVはなかった。現政権のメンバーたちがナニをしてきたかもっと知りたいひとは、こちらのブログ[LINK]でもお訪ねください。落ち着いた人だと信頼してます。

さらにもうひとつ、つよい嫌悪を感じるのは、ここのところ起きたおおきな事件になぜか毎回、現首相の後援会の名前が浮上してくること。ライブドア事件しかりヒューザー耐震偽装事件しかりアパ・マンション耐震偽装事件しかり伊藤長崎市長殺害事件しかり。どれもよくわからない事件で、自殺者や事故死者が出、現首相後援会の名前が浮上し、その後あいまいに放置されている。そもそも現首相の敬愛する祖父・岸信介は満州で築いた人脈や金脈の怪しさから「昭和の妖怪」と言われ、児玉誉士夫や笹川良一といった右翼のフィクサーたちと強いつながりをもっていた人物だ。でも、自分で悪や闇の世界との関係を結んだ人間は、悪や闇世界の怖さを認識し、それと渡りあう意志の強さももっていたのだろうと思う。だけど現首相は表の人脈・財産と共に裏の人脈・財産を、なんの畏れもいだかずに継承したのにちがいない、なにかどす黒いものと無意識に馴れ合っている、澱んだものが感じられてならない。
さらに「自分の仲間ではない」とする相手の認定の仕方、そしてその相手への恥知らずな酷薄さ。「朝鮮・女性」という意味で二重に彼にとって他者である「従軍慰安婦」のひとたち、「日本軍に自決させられた沖縄の民間人」のひとたちを「紙に書いた国の書類がない」から「その証言は歴史的事実としての証拠がない」などと国際舞台でさえ言ってのけ、悲惨な歴史を生きてきた人を二度殺すような厚顔無恥ぶり・人間としての恥知らずぶりにはほんとうに驚かされる。今回の年金問題でもホワイトカラー・エグゼンプションのときでもハゲシク労働組合をやり玉にあげるけれど、バブル崩壊後の労働組合なんて、もうとっくにガタガタになってる。そもそも労働組合とは労働者の正当な権利をまもるためのものじゃないか。労働組合にあそこまであからさまな嫌悪感をもつ人物が、国の大半をしめる働くひとたちのことを親身に考えているとは思えない。それと、何か不祥事があるとすぐに自分の給与(のホンの一部)を返納すると大見得を切るのも不愉快。それが彼にとっていかにはした金なのか、制度を改善せずに、そんなはした金で満足するだろうと考えているとは、いかに国民をばかにしているか、あまりにもばればれで、ほんとうにのうたりんだと思う。

…なんだけどきのう、もひとつヤダヤダ、と思うことがあって、それは民主党内のかくれネオコン。自分の選挙区の2人の民主党の候補者のひとりが、新聞のアンケートでは「護憲」と言っていたのに、じつは現首相の「戦後レジームからの脱却」思想をバックアップする「日本会議」のメンバーだという情報があって、うまく投票せねばならん、とつくづく思いました。こちらに民主党のなかの憲法を守ろうという人とホントは改悪派という人をみわけるための資料リストがあります[LINK][LINK]。ほんとは党まるごと護憲のところにいれたいけれど、それじゃあ現政権の温存になってしまうので、選挙区で護憲の人を、比例区でも得票数の多い人が党内の当選順位があがるので、候補者名でいれようと思う。日曜日急用ができたので今日期日前投票にいきます。前日までできるって知らなかった[LINK]。行ってきまーす。
by calico5 | 2007-07-28 06:51 | いろいろ
webリモ「勝本みつる/ろかみせ」編UP!
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[UP]です。アンティーク・レースをふんだんにもちいた、親密ではれやかな少女たちの肖像「holiday」、神秘的なグリーンにうかぶおすまし白鳥の「swan」、ガレリア・グラフィカ6月個展でもことに人気の高かったモチーフを継承したodd box新作です。少女のうでとスワンの白ふちにサインいり!
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by calico5 | 2007-07-26 22:57
ホッロハーザ!
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たけわきまさみさんの「マーケットで見つけたかわいい東欧のレトロ雑貨」[amazon]でみたハンガリーの陶器メーカー、ホッロハーザのシュールでキュートなフィギュリンにガツーンときて探しまわってしまった。きょうハンガリーから嬢ちゃん&わん助きました!カワエエ!もっとほしいなあ、ホッロハーザ。
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東欧かわいい本数あれど、このご本、ハゲシクおすすめです。ピリッとしたかわいさ満載。これだよ、これ、ワシラの求めるかわいさは!(鼻息あらい・笑)。ぬいぐるみや人形やラベルや絵本、写真もきれいでレイアウトや構成もきもちいいので、ぜひ!
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(amazonのレヴューcalicoは当方にあらず。念のため・笑)。

ほんじつ22:00にwebリモ/ろかにわおみせ、開きます。写真とどきしだいUPしますので、勝本みつるさん新作、どうぞお楽しみに!
by calico5 | 2007-07-26 11:43 | 本・映画・展覧会
西尾彩シトラス・プレス/製本ワーク・ショップ参加者募集!
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シトラス・プレス・西尾彩アトリエが、このたびリ・オープンしました。ふだんのワーク・ショップ[UP]は土・日の自由な時間にアトリエを訪れ、希望の製本スタイルを学ぶという形式ですが、今回はリ・オープン記念と言うことで一日体験コースを企画しました。
新しいアトリエは西尾さんが「こんなふうなら仕事がしやすい」と、製本の道具や素材の収納、机周りを考え抜いて設計したものなので、アトリエ自体にも興味津々だ!
・8/1(水)…町田天満宮骨董市&製本のお遊びコース
・9/1(土)…布貼り製本の真剣コース
です。真夏のいちにち、西尾彩さん&月兎社とともにちょっと新しいこと楽しもう!
くわしくはシトラス・プレス・サイト[UP]にて!
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by calico5 | 2007-07-25 13:55 | 西尾彩
晴れた!
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お日さまだ!何日ぶり?家のなかのものを干しまくり、撮らなきゃいけないものを撮りまくって(カメラ直ってきたのだ!)大忙し。ご近所じゅうからふとんをはたく音が響き渡ってます。夏はこうじゃなくっちゃね!ニガウリ棚は絶好調。逆光なのでうまく撮れないんだけど、シルエットもおもしろい。ニガウリと朝顔とひょうたん、全ツル連[UP]から2006年に配布されたナゾのツルがまざってます。実もだいぶ実ってきていて、そろそろ食べ頃かな?プラ~リ。
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さて、ひどく忙しかった5・6月だったのに、例年の出来をはるかに凌駕するツル庭が達成されつつあるそのヒミツは何か?……それは「クウネルさんがキタ!」だ!…じつは5月、植えた種が本葉を数枚出しだし、しかして出版準備が怒濤じょうたいになって家もアタマも大コンランしてきたころ、「クウネル」編集部のKさんからツル・ベランダで「お宅訪問」打診のご連絡をいただいたんでした。それで「撮影まで枯らすわけにはいかん!」とずくをだした成果がことしのニワ。おかげで毎日ベランダにでるのが楽しくてしょうがない。クウネルさん、ありがとう!(クウネルさんたち?は雑誌そのままの方々で、こちらの出版直前のテンパったこころを和ませてくださったひとときでありました)。今回の「クウネル」はニワ特集[LINK]。はげしく充実号。ことに山田愛子さんの、押し花をはさんだ新聞紙とはいてらっしゃるインディゴのスカートの対比に何故だか胸を突かれる感じがしました(映画「山の郵便配達」のインディゴの民族衣装も思い出す…)。阪神グッズが見え隠れする熊田千佳慕さんの書斎もカコイイ!
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西荻の骨董店で2月に買ったまま壁に立て掛けていた(ひでえ・笑)小学校の古い窓ガラスも、この機会を逃したら一生このままだ!とオオズクだして窓に設置(窓の内側にもうひとつ木枠をつくって蝶番で付けるのだ。意外と簡単)。ヨカッタなり!

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てなわけでことしはスッカリにわモードで、緑本も読んじゃう。前から気になっていた「建物ぜんぶニワなヒト」を取材した本を購入[amazon]。しかして読んでみると全員ずくなし系ニワ人なのに笑ってしまう。ずくなしに限ってある日とつぜん大がかりなニワ作業をやらかし、のちに収集つかなくなりがちな傾向があるのにはかねてから気づいてたけど、取り上げられた6人のうち2人が「もう飽きちゃったんだけど草はのびるねー」とかダレきってて好ましい。(あと2/6人が長野県人であるのも興味深い)。てゆうかこの本でいちばんナルホドと思ったのは、日本で屋上とか壁面を緑化しようとすると、はやすことよりはやさないことの方がむずかしいっていうこと。つまり雑草とかツルとかが繁茂しちゃって制御不可能になっちゃうんだって。やっぱりモンスーン地帯なんだよね。そんなこんなでこの本は登場人物も登場庭園もかなりだらけきってていつもキチッとしているINAXの出版物とはチョト趣がちがうんだけど、ムシムシのモンスーン日に寝ころんで読んで楽しかったです。もう一冊[amazon]はまだ読んでるとちゅう。UFO型のズッキーニに興味津々。9月になったらサボテン種から育てたいぞ、などと思いながらこちらも楽しんでます。
つまるところじぶんにとってベランダ園芸とはなにかと言うならば、やはりささやかなブンダー・シュランクであると思う。傑作「ボタニカル・ライフ」[amazon]のいとうせいこう氏の「むしろ、植物は過激である。昨日までは小犬の糞くらいだった蕾が突然開いたと思ったら、花はもう大人の手のひらほどになっている。…略…つまり植物の魅力とはこうだ。小さな情報があり得ないような速度で展開し、質量として非現実的な大きさを獲得すること。しかも、その展開の時期は誰にもわからない。やつらはまさに唐突に時間をうゆがめ、特撮映画みたいなことをやってのけるのである」(「ブルータス」?年)は至言。一年で10メートルという異様な成長時間を生きるツル植物(ことしはキノコまで!)と過ごす夏は小さな驚きにみちている。そして驚きこそが日常に晴れやかな一撃を与える恩寵であるというのがブンダー・カンマーの思想なのです。

PS1…「クウネル」のうさぎプンタスの写真のところのキャプションに「朝顔」のことがはいっているのですが、朝顔は毒があるのでうさぎに食わせてはイケマセン。校正のとき見逃しておりました。クウネルさん、ごめんなさい!
PS2…のちほど「西尾彩シトラス・プレス&月兎社の製本ワーク・ショップ」参加者募集のお知らせをUPします。どうぞごらんください!
by calico5 | 2007-07-24 14:34 | どんぐり・キノコ・ニワ
棚本。
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あまりの湿気とどーんより曇天っぷりについなまけてしまい、「棚」本とりだして眺めていてひさびさにバロック熱高まっちゃった。これは去年神保町の「KEIZO」さん[LINK]でみつけた本で18世紀の姿のまま残っている薬店の写真集。(1975刊。たぶんこれがそのリメイク[amazon])。まだ値付けの終わっていない本の山の一番上にこの本があって、うっ、これは、とページをめくるとまさに「驚異博物館/ブンダーカンマー」を継承する棚に埋め尽くされた店内写真が次々つづく!(モノクロが多いんだけど)。
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まさかこんな本に日本の書店で遭遇するなんて、てゆうかさすが元松村書店で勤めあげた方、さすがスギルゥと頭ふっとうしつつ、値段を尋ねながら、ヨダレたらしちゃってて高値つき放題だなあと思いつつ値付け待ち、安くはないけど高くもない納得価格で購入。こういう本があるからやっぱりかつての松村書店=KEIZOさんはじぶんにとって特別な書店さんなんである。探してた本じゃなくて「このジャンルの本があったらなあ」と思っていた本が(しかも一流のやつ!)あるという凄み。
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なぜこの本にこんなに惹かれたかというと、スッタフォードのスリリングな18世紀視覚文化論[amazon・もちろん名訳!]の終巻ちかくで展開された、デ・パウリという大きな薬店を営む一族の、ブンダーカンマー的蒐集品と中身の見えないラベルで分類・表示される薬壺のせめぎあう店内を描いた画帖をめぐるあざやかな議論が記憶にあったからで、この写真集をみていると、だまし絵の天井画やツイステッド・コラムやブンダーシュランク…と不定型なバロック驚異スペクタクル的枠組み(棚)の中に、特注されて形も大きさも揃えられ「名前」だけが示されている骨壺のようにつめたくなめらかな陶器の薬瓶が整然と並べられている様が、なにか異様な光景として浮かび上がってきて、スタフォードの言う、「観せ方」における古典様式のバロック知の制覇というものが、体感できるのであります。
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…とそこへ注文していた図書館本[amazon]が早くも到着。すごいー!ただでさえ大判なのに片観音の大見開きを多用するゴージャスなつくりで、しかも半分以上がバロック図書館。あたまクラクラします。大もとはフランスの本で各国同時発売した様子。ドイツではカレンダーまででてる!図書館写真集ってメジャーなジャンルなんだなあ。
有名なプラハの国立図書館もすごいけど(うねる柱と整列する天球儀!)、巻頭のオーストリアの2館・ウィーンの国立図書館とアドモントのベネディクト派修道院が圧巻。やっぱりオーストリアのバロック建築はすごい。いつみても脳が痺れる18世紀啓蒙主義の壮麗な書斎画がリアルに写っているのに陶然。ほかにも嘔吐的にすばらしいバロック図書館多数掲載されてます。写真もスバラシイ!バチカン図書館はスゴすぎて言葉もナイ。だってこの壁絵のグロテスカ、ラファエッロでしょ?もー、やってられません。
心惹かれたのはポルトガル・マフラの図書館。だれかが繰り返し見る夢の中に建つ図書館のよう。検索していたらでてきたブログ「おいしいもの」さんに、「ここでは大きな声を出すのは禁止。というのも、とても小さなコウモリを飼っていて、昼間は眠っているため、起こさないように。さて、このコウモリ、何のために飼っているのでしょう?正解は・・・、本につく小さな虫を食べてもらうためだそう。コウモリは同じところに排泄するので、1日1回、排泄物の掃除をするだけで、貴重な本が保たれるのだそうです。」とあってまたうっとーり[LINK]。夢のなかの図書館の大伽藍をはばたく小さなコオモリ…ボルヘスが書いてもふしぎじゃないお話なり。この本をインデックスに調べてゆくのもおもしろそうだね。

とここでモリエスのじつにチャーミングな大ブンカマ本[amazon]もひっぱりだし、3冊3様のバロック・キャビネを娯しんで、いちにちがおわってしまい、よふかしまでしちゃって…どおすんだよお、今朝は晴れたじゃないか!
by calico5 | 2007-07-24 03:04 | 本・映画・展覧会
小石川分館ひきだし編。
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小石川分館[LINK]は標本もおもしろいけれどかつて研究室で使われていた書架や棚も見ることができるので、<天井まで抽斗フェチ>でそのためだけでも「薔薇の名前」[amazon]や「ヴィドック」[amazon]のDVD買っちゃうようなヤカラには、その片鱗だけでも感じられるような(日本ってそゆとこないもんなー)うれしい場所です。上はメイン・フロアの重厚キャビネ、下はバックヤードの整理抽斗棚(からし色のビロード張り椅子がぐっとくるぜ)。
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みっしり。
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これは元法医学教室で使われていた検索カード・キャビネットだということで、各区抽斗のラベルは死因別。どんより。
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感心したのはこの抽斗棚の鍵のつくりで、こうしておけば何段かをまとめて施錠でき、しかも各抽斗のラベルも見えると言うことで、なるほどなあ、でした。こういう昔の調度の工夫ってなかなか知る機会がないよね。

ところで!きのういった青山ブックセンター本店さんで世界の大図書館を見事に撮影した写真集[amazon]に遭遇してグラッときました。さすがに高価でひきさがったけど、帰って検索したら尊敬するイギリスの大版元テームズ&ハドソン社とアメリカのエイブラムス社が共同出版したとおぼしきこれまた良さげな図書館本が![amazon][amazon]。テームズ&ハドソン版のがカバーの方が好きだけど、エイブラムスの方が安くって(っつても高いけど)、20ページ多いのでエイブラムズ版を注文してしまった。さて結果は如何に?すっごく楽しみだ!
by calico5 | 2007-07-22 01:13 | 本・映画・展覧会
木のキノコ。
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もうだいぶ前のことになっちゃいましたが本の制作に入る前に「ポケットにタコノマクラ。」さん[LINK]に教えていただいたイベント、INAX主催[LINK]の「東京大学総合博物館小石川分館バックヤード見学会」というのに参加したのでした。
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集合時間が10時でキビシかったけど5月の午前中の小石川分館標本室[LINK]はことのほかサワヤカですばらしく気持ちよかった。そして今回の目当てだったキノコの標本もちゃんと出てました。
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ドイツ製の木製標本。3体展示(ぜんぶでいくつあるんだろ?)。キノコによってくる虫とかもちゃんと生き生きとつくってあって、キノコを虫との組み合わせで描いた1980の東ドイツのキノコ切手を思い出しちゃった。…バックヤード抽斗編はまた後日。(↓ちびこいカタピラ生物の剥製標本の写真をみていて、このトウモロコシみたいなおつむのところにテリッっとおしょうゆ塗ってポリポリかじったらウマそうという気もしたけどやめたほうがいいよね。すげえクシャミがでそう)。
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by calico5 | 2007-07-20 10:14 | 本・映画・展覧会