月兎社のモト
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春信の傘女子。
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きょうは友人の地唄舞の発表会にお招きいただいて、紗の傘を手に舞う美女を観たので、春信の傘女子を拾ってみました。
なんといっても、その1は、「清水の舞台から飛ぶ美人」。田中優子先生の晴れやかなデビュー作「江戸の想像力」の表紙を飾った空から降りてくる美少女。今は「清水の舞台から飛び降りる」というと勝負をかけるという自力本願方面の雰囲気ですが、もとは観音さまを信じて願をかけるという、他力に身をゆだねる信仰の飛翔だったそうです。こちらの日経新聞の読み物によると[LINK]、江戸時代に清水の舞台から飛び降りたのは234人、死亡したのは34人のみで、生存率85%。四階建て相当の高さなのに意外と生存率高い…。明治5年に京都府が禁止令を出し、次第に沈静化したそうです。…とゆうか、この絵って、春信得意の見立て画だと思ってました。リアル風俗画だったとは!そちらのほうがおどろき。
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その2は、「雨夜の宮詣で(見立蟻通し)」。東京国立博物館データベース[LINK]。笠森稲荷の看板娘おせんがモデルとされる美少女の、ツンデレっぽい表情が魅力的。「蟻通明神」は紀貫之の歌集に書かれた故事を元に作られた能の演目のひとつだそうで、くわしくはこちらのブログ[LINK]。
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春信の傘女子その3、「雨中縁先傘さし菖蒲折二美人」。東京国立博物館データベース[LINK]。これも降りしきる雨のなか、傘までさして菖蒲を手折る女が意地になってるふうで愛おしい。…でも後ろに立つ女がもっているのは箒?…これも何か意味のある絵なのかしらん。
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春信の傘女子その4、「ほにほろ」。東京国立博物館データベース[LINK]。江戸時代とは思えぬモダン傘。…につけてもホニホロとはなんぞや。…そちらにつきましてはこちらのブログへ[LINK]。子どもが乗っているこのような馬をホニホロと言ったのだそうな。
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そして折しも、外を吹き荒れてる春雷にひっかけまして、「龍昇天」。東京国立博物館データベース[LINK]。趣味人たちが贈りあった絵暦用のこの絵には「見立半托迦」という別題あり、龍を自在に操ると言われた半托迦尊者の見立て絵だということ。こちらのブログがあつめてらっしゃるゴツイ半托迦尊者の画像を見ると[LINK]、春信がいかに洒脱でトボケているかがれきぜんです。
by calico5 | 2014-03-31 00:22 | 本・映画・展覧会
「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」展。
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六本木の国立新美術館で開催中の「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」[LINK]、渾身のおすすめです!はいっていきなりの等身大?のこのお面椅子三人衆にキモつぶします。そのあと、籠状の被りものが続き…もう、口があきっぱなしでした(笑)。すごーい!コワーイ!で興奮のれんぞく!考えてみると、でかいアフリカン・アートをなまで観るのって生まれて初めてでした。
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インドネシアの木彫りの葬礼のためのポールや、南米のイッテるカトリック祭壇や、アフリカのヒコーキやイカ(!?)のかたちをしたファンキーな棺や…とにかくみどころたっぷり。オシラサマも…。こちらで会場画像たくさん観られます[LINK]。
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こちら前からsその帽子に興味津々だったアフリカのバミレケ族[LINK]のビーズのお面。大阪民族博物館いきたい。ほんとうにいきたい。
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個人的にわし掴まれたのが、クバ王国の宝貝とビーズの装身具(写真はWikipediaより)。王族の衣装が全身マネキンが展示されていて、もうもう前をはなれられなかったでした。腰ベルトにこういう、宝貝袋ものチャームがぶらさげられているのだ![LINK]
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この「ラッキーチャーム」のかんじはイギリスのラッキーシルバーチャームのブレスレットととても似ています。
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あれもトライバルなものだったんだね(笑)。とつぜん宝貝の魅力に取り憑かれ(笑)、webで検索してると、
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こんなものや、
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こんなヒトが手に入っちゃうみたいで、ひじょーにヤバイっす。自重自重。
by calico5 | 2014-03-27 11:39 | 本・映画・展覧会
頭上のムササビ書店。
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先週末、ユカワさんに連れていっていただきました。高円寺「アムレトロン」さん。エスペラント語で「ラブレター」という意味だそうです[LINK]。
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楽しくおしゃべりしていて、ふと上をみるとムササビ・ランプ~!きゅううん!ちょとこわいー。ワクワク。 KIYATAさんの作品です。折しも、倉敷意匠アチブランチさんでKIYATAさん展開催中[LINK]。 こちらにもいろんなランプ、ナマケモノのバスケット…行きたい…。
by calico5 | 2014-03-25 20:23 | いろいろ
~4/6「切手カフェ」、4/8~「手紙カフェ」のDM at クワランカ カフェ。
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DMできました~。吉祥寺クワランカ カフェさんは、4月6日まで加藤郁美「切手帖とピンセット増補新版」記念で切手展示の「切手カフェ」、4月8日からは、ユカワアツコさんの「トビダストリー」カードの原画と赤飯堂小関セキさんの「季節の手紙セット」の原画を展示する「手紙カフェ」展示をおこなってます。
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おいしいお茶とごはんと展示をお楽しみ下さい。

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初版刊行時、新宿の切手センターで、本を持って切手を探しにきてくださってた方と大遭遇して、すごく嬉しかったのですが、先週の在カフェ木曜日にまた会いにきてくださって、たのしかったです。そしていっしょにきてくださった切手女子の方が、みせてくれたのが、このカスタマイズド「切手帖とピンセット」!…切手ショーなどにいったとき、当日消印やゲットした切手など貼りこんでもらって成長する本!…すごーい。ほんとうに感動してしまいました。嬉しいよぉ。

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なんてハッピーな本なんだ!


「手紙カフェ」のほうでは、「春の小鳥オーナメントを作る、ユカワアツコさんワークショップ」もあります! 4 月29 日( 火・祝)19 時から2時間程 / 1800 円+1オーダー お申し込み…クワランカ・カフェ0422-24-6455 info@qwalunca.com 近づいたら続報を!
by calico5 | 2014-03-18 23:07 | 本・映画・展覧会
「切手帖とピンセット」増補新版刊行&切手カフェopen/吉祥寺クワランカ・カフェさん
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「切手帖とピンセット増補新版」出来上がりました! 初版の1154枚に、「ふかふかパンと黄金の麦畑」「東方的豊穣。鍋と蒸籠と丼と」「凹版切手のアフリカ、ハレー彗星など」「そしてふたたび、”子どもたちのために”」の4テーマを加えて、総計1243枚の切手を収録です。
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増補新版装幀のチャームポイントはココ ↑ 「増補新版ハンコ」!…このたびも祖父江愼さんのデザインのキュートさに感涙。祖父江さん、福島よし恵さん、そして国書刊行会の永島成郎さん、ありがとうございました。
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そして、吉祥寺の隠れ家カフェ、クワランカ・カフェさん[LINK]にて「切手カフェ…切手帖とピンセット展」がopenです。 テーマごとにまとめた12の切手額と美味しいお茶、ごはん(チャイと角煮&高菜ごはんが大好き!)でおまちしております。

・切手カフェ/加藤郁美「切手帖とピンセット」展
・2014年3月6日(金)-4月6日(日) 11:30-23:00 月曜休
・クワランカ・カフェ[MAP]
・東京都武蔵野市吉祥寺南町1-8-11弥生ビル3F
・PHONE.0422-24-6455

*3/13(木)、3/20(木)、3/27(木)の15:00-20:00、加藤が在カフェです。
切手帖オリジナル、秘蔵?イギリスのシルバーチャーム、ドナルド・エヴァンズの
画集などみながらおしゃべりしましょう!

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こちらはキノコ切手額。キノコ愛あふれる東ドイツ、ポーランド(三角切手だよん!)、ソビエト、ルーマニア、アイスランド、ルクセンブルクの切手です。
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こちらは「仏領南極切手&セネガル放散虫切手」額。放散虫は、0.02-0.2ミリの極小単細胞生物ですが(星砂はかれらの遺骸~)、ちゃんと自分でご飯つかまえたり、コロニー作ったりしつつ「生涯浮遊生活をおくる」のだそうです。
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「鉱物切手」額。ケニアの19世紀末博物画のセットがちょっこりじまんです。アンゴラ、キルギス…と発行国も興味ぶかいのが鉱物切手です。
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増補新版記念で、切手は1枚100円均一。そのほかシルバーチャーム、グラシン封筒も販売しております。
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さいきん、家に籠もって仕事していたので、クワランカさんで音楽をききながら、切手額をセットしていて、「カフェっていいなあー」って再認識しました。

クワランカ・カフェさんは渋谷のルーフ・カフェ、西荻の落ち着いたカフェ、吉祥寺のレトロビル隠れ家カフェ、とオーナーの「いま必要な空気」のアンテナによって知る人ぞ知る”放浪カフェ”、でもいつだって、どの街だって、居心地の良さと美味しいご飯で待っていてくれるカフェです。

…苦手な事務仕事や税金やシガラミで、ちょっとしんどかった3月のはじめだったけれど、夜のクワランカ・カフェさんで、ここちよい音楽と大好きな切手とおしゃべりと…で、ふううぅって気持がやわらぎました。なんだか、いい春がやってきそうです。ぜひ遊びにきてください!

P.S. 切手カフェ」open中の吉祥寺クワランカ・カフェさんで「切手帖とピンセット」「シガレット帖」「どうぶつ帖」お買い上げの方に切手をプレゼントいたします。切手箱から1枚えらんで、本といっしょにカウンターにお持ちください。
by calico5 | 2014-03-09 02:14 | 出版・編集