「切手帖とピンセット」、二日かけての印刷立ち会いが済んで刷了いたしました。国書刊行会の萩原さんと、印刷会社のシーフォース池内さんの車で雲ひとつない青空のもとオフセット岩村さんの工場へ。吉村さんのご案内でいよいよ印刷機前!四六全紙(788×1091mm)のかかる機械だったので、16ページが一気に面付けされた紙は、ここにいったい何枚切手があるんだ!という感じで、クラクラしました。
このように、いろんな色、いろんな質感のものがちらばった紙面の印刷って難しいものなのですが、シーフォースさんが色調整&製版がすっきり仕上げてくださってたのと、印刷を担当してくださった中島さんの凄腕で難なく完了。本物の切手をずっと見てきた目からみても、すごーい!という印刷になりました。国ごとにちがう紙の質感の違いもリアルにでています。
…本造りもこれで完了。近日「切手帖」サイトopenいたします。184ページ高速プレヴューUPしますのでどうぞご覧ください。
月兎社購買部で予約ご購入いただいた方には上のブルガリア子ども切手からお好きな切手1枚と、web副読本アクセス・キーをプレゼントいたします。web副読本は、本をつくる途中で出会ったwebサイトや参考文献へのリンク集で、「切手帖とピンセット」をさらに立体的に楽しんでいただくようにつくる予定です。どうぞよろしく!