メモ帳
カテゴリ
以前の記事
2015年 06月 2015年 03月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「白い金平糖の島」、冊子はきのう午後納品されてまいりました。表紙の設計は束見本(本番使用の白紙で製本した本)をとって実際に計ってつくるのが鉄則なのですが、今回は計算上の数字だけで入稿データ作ったので背の厚さがぴったりいってるかビクビクでしたが、ごらんのとおり!助かった~(束見本はやっぱりとらないとイカン!反省!)。 まず外函。最初のBOX「ニオラの黒い騎士」の用紙選びをしていたときから、鳩山さんと「いつか蒼がふさわしい作品をだすときがきたら、この紙をつかおう!」とふたり心に決めていたインターナショナル・クライン・ブルー(この方の「蒼」です[LINK])の紙があったのです。いよいよその時がキタ!とワクワクだったのですが、いざ発注してみたらば表面加工の薬品が糊をはじくので函作りには使えないことが判明。かな~りがっかりしつつ、急遽鳩山さんとおちあって、竹橋の竹尾さんのショールームに紙えらびに[LINK]。(あれは「切手帖とピンセット」の印刷立ち会いの日だったなあ。心配そうなお顔の鳩山さんと雨のしのび逢いでごじゃった)。そこで出会ったのがこの「イームズ」[LINK]です。1950年代のモダン・デザインを牽引したイームズ夫妻[LINK]の名をフューチャーした製品ですから、クラインの芸術的な至高のブルーと較べるとややポップ。…いや逆にそこがいいかも…この明度の高いブルーはすばらしい!…とこの「イームズ」に決定いたしました。 小さな函に使いましたのは「ジャンフェルト」[LINK]。これはさいきん月兎社が気に入ってる紙です。あったかいけどクールだぞ! 冊子の表紙は「リ・シマメ」[LINK]。「winter winders」でスーパーホワイトを使った紙です。今回はクリームホワイト。表紙イラストや函のブルーをくっきり見せる真っ白か、すこし古風な雰囲気を出すクリームかでだいぶ迷ったのですが、鳩山さんにお願いした18世紀ふうタイルは、白地だと発祥の地、北方オランダのデルフト・タイルのイメージになってしまうかも、とクリーム地を選びました。南方アズレージョ風味にしなくちゃね! + こうして仕上がりました「白い金平糖の島」BOX。銀箔押しの金平糖が、打ち寄せる波のようなイームズのエンボスに浮かんでいます。イームズとクロマティコ、リ・シマメとジャンフェルト。階調と風合いの異なる蒼と青、エクリュ…仕上がりを想定して組み上げてきた紙の重なり、自分たちが思っていたより美しい仕上がりでとてもうれしいです。これこそ本やBOX制作の醍醐味!どうぞ手にとってお楽しみください。…それにつけても鳩山さんのアズレージョ・タイル・イラストの魅惑は欠けたタイルのトロンプルイユのような効果。その画力とセンスにあらためて脱帽です。 + おくれてしまいましたが、きょうユカワアツコさんのコトリ・オーナメントをUPしますので、どうぞお訪ねください!「白い金平糖の島」のメール返信もきょうじゅうにお送りします。何卒よろしくお願いいたします。
by calico5
| 2009-12-16 07:57
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||