
大河ドラマのオープニングゥ?という光景ですが、一ヶ月遅れ夏休み帰省先の、隣町内会のお祭りなんである…ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ。

昼間はこんな感じでのんきに町を練り歩いてた天狗サンが、

いきなり、

これだもの、

ダイジョブか、このひとたち!

さっきまで、おわら風の盆?的優雅な灯籠道中だったのに、

いまや、誰か燃えてますよ~、状態。しかもこれを6回(9回かも)も繰り返しながら鎮守まで上っていくのでした。
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天狗が、収穫されたばかりの大藁束をぶんまわて、しめ縄で閉ざされた結界を、炎と刀で突破していくストーリーが演じられる秋祭りなんですが、ここは、ほんとにフツーの小さな町。「天狗役の人は、練習たいへんですね」と言ったら「うんにゃ、あんな危ないこと、練習なんかしない」というお返事。ひー、ぶっつけ本番。…まあ、神事ってそういうもの?一発入魂?…でもやっぱり、雪国の人って「たが」はずすとハゲシー、と思わずにおられませんでした(スミマセン~・笑)。…もうみんなきゃあきゃあいいながら炎から逃げ惑ってススだらけで楽しかったんですが、でも、火の粉をかぶりながら、儀式の手順にしたがって炎を律してゆく大天狗サンの所作を見ていたら、原発収束作業にたずさわっている若いひとたちの事を我知らず連想してしまって、いつしか涙ぐんでしまうのでした。…火の扱いは神さまとの契約だよ…米倉ブ~!