トラン・アン・ユン監督の「夏至」
[amazon]も見てしまった。「青いパパイヤの香り」より雰囲気が軽いぶん気楽に楽しい。若さが清冽な末娘、愛されてる女の幸福が香るような次女も美しいけど、一見地味な長女の「けして口をきいてはいけない」というルールを男にまもらせ口ずさむ歌と喘ぎ声以外の声をけして聞かせないという逢瀬のカンノーと虚無の深さよ。お姉さん、おそるべし。
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「青いパパイヤの香り」とおなじく庭の緑、料理しながら笑いさざめく女たちの美しさがきもちいい。末娘と兄がややあやうく楽しそうに暮らす部屋にいつも流れてるルー・リードもいい感じ
[amazon]。DVD買っちゃおうかなー。トラン・アン・ユン監督作品をみているとむしょうに床を水拭きしたり料理をしたりお茶をていねいに入れたりしたくなるので、無駄遣いとは言えんだろう?!