購買部ふつかめはハンガリーのどうぶつフィギュリンです
[UP]。それで調べていてチョトびっくり。このモダンだけれど優しい愛らしさにみちた鹿のおやこのフィギュリンが、ジョルナイ工房のものだったとは!
ジョルナイ工房のことは、INAXブックレット(現LIXILブックレット)のこの2冊「ハンガリーの建築タイル…ジョルナイ工房の輝き」
[LINK]と「レヒネル・エデンの建築…1900年・ハンガリーの光と影」
[LINK]で読んでいたので、ブダペストやペーチェの街を彩る9世紀末建築をつくりだしたエキゾティックな建築用の陶器タイルの会社と思っていたんでした。壮麗な建築タイルは、ジョルナイ工房の製品の一部(特異な!)であって、そのほかに食器や美術装飾品なども多数製作する、ヘレンド社とならんでハンガリー陶器を代表する陶器メーカーだったんでした。
建築家エデンとジョルナイ工房の共同制作の建築でいっとう観てみたいのはここ、ブダペストの「国立地質学研究所」です。陶器タイルによってうねうねすべすべと流れるようにつづく階段や窓わく、あちこちにひそむテラコッタの化石や鉱物。…うー、いっこいっこ触りながら館内をめぐってみたい!
ジョルナイ工房のハリネズミやネコのほか、おなじみホッロハーザ社からは、キノコみたいな小さな傘のしたの仔ウサギ、
苺の?ドッジボールできゃっきゃうふふの楽しげな仔グマ、
まるまるしたクマ
ちっちゃくて不思議な顔したこのヒトたちもすこぶるオススメです。