いままでなんとなく書店でパラパラめくってみるだけできてしまった本だけれど
[amazon]、さいきん日参の蟲文庫さんサイト
[LINK]のダンジェネス記を読んでいるうちに気になってきて、でも日本語版は絶版なので図書館で借りてきたらけっこうきました。ぬかったなあ。これは写真だけみるものではなかったのであった。画像と文章が微妙にずれながらたたみかけてくるものにすごい強さがあって、やっぱりこのひとはイメージと言葉を結びつけた表現というものをつかみきったひとだったんだなあと感嘆。むろん死を前にこうした庭、こうした本をこうしたスタンスでつくりえたデレク・ジャーマンのあり方にも胸をうたれるものがあって、やっぱり持っておかねばいかん、日本語版で、(さがすぞ)、なのでありました。