
勝本さんの元麻布「さる山」さんでの展示、明日までです
[LINK]。すばらしいのでぜひ!
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きのう伺ったのだけれど、眠るとき眼を閉じたらその空間やグリンの個々があたまのなかにうかびあがってきた。ルネッサンスの記憶術にはひとつの小部屋を脳内に設置して、室内のひとつひとつの調度にひとつひとつの記憶を置いていくという方法があるそうだけど、脳内記憶部屋をつくるとするなら(いや、さいきん物忘れヒドクってさ・笑)、この2週間だけ現出した「スタディイングリン」in「さる山」のあの純度高くしかもインティメイトな小部屋がいいなあと思ったりするんであった。記憶術のあくまで具体物に依拠してく観念界と勝本さんのこんかい創られた空間がぴたりと重なってしまったんである。するとあの木の椅子の板のすきまから生えいずる緑毛にじぶんが割りあてる記憶とはなんだろうか?よりそうふたつの小さな金属モルドにそよぐ緑毛には何の記憶を?
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ちと季節はずれながら勤勉にどんぐりアイテム蒐集してます。(リスならぬ身には貯蓄ニアラズして散財だがな!)。上のセラミックのどんぐりボタンはただいまの最愛玩物体。ドコいくにももってく(バカモノ)。下はイギリス軍チェシャー連隊1916年の帽章。なぜにドングリ?