小石川分館
[LINK]は標本もおもしろいけれどかつて研究室で使われていた書架や棚も見ることができるので、<天井まで抽斗フェチ>でそのためだけでも「薔薇の名前」
[amazon]や「ヴィドック」
[amazon]のDVD買っちゃうようなヤカラには、その片鱗だけでも感じられるような(日本ってそゆとこないもんなー)うれしい場所です。上はメイン・フロアの重厚キャビネ、下はバックヤードの整理抽斗棚(からし色のビロード張り椅子がぐっとくるぜ)。
みっしり。
これは元法医学教室で使われていた検索カード・キャビネットだということで、各区抽斗のラベルは死因別。どんより。
感心したのはこの抽斗棚の鍵のつくりで、こうしておけば何段かをまとめて施錠でき、しかも各抽斗のラベルも見えると言うことで、なるほどなあ、でした。こういう昔の調度の工夫ってなかなか知る機会がないよね。
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ところで!きのういった青山ブックセンター本店さんで世界の大図書館を見事に撮影した写真集
[amazon]に遭遇してグラッときました。さすがに高価でひきさがったけど、帰って検索したら尊敬するイギリスの大版元テームズ&ハドソン社とアメリカのエイブラムス社が共同出版したとおぼしきこれまた良さげな図書館本が!
[amazon]/
[amazon]。テームズ&ハドソン版のがカバーの方が好きだけど、エイブラムスの方が安くって(っつても高いけど)、20ページ多いのでエイブラムズ版を注文してしまった。さて結果は如何に?すっごく楽しみだ!