ものすごく久しぶりにキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を聴く
[amazon]。ピアノ・ソロで即興演奏66分、というアルバムです。いやー、死ぬほど聴いたよな、このアルバム。Part1とPart2Cはもちろんだけど、意外と好きだったのが曇天の海のように単調に押し寄せてくるPart2B。杉本博司の水平線シリーズ「Seascapes」を森ギャラリーでみたとき、このパートを思い出しました
[LINK]。無時間=永遠のものとして設定された海の微かな波頭を、信じられないくらい正確なモノクローム階調でとらえていく、そんなことをライフワークにしようというクールな覇気と、ちゃんとやってしまうテクニックの凄まじさ。