mon petit lapin02
2015-06-18T02:14:03+09:00
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月兎社のモト
Excite Blog
しばらく更新は facebookで。
http://calico5.exblog.jp/21884828/
2015-06-18T02:12:00+09:00
2015-06-18T02:14:03+09:00
2015-06-18T02:12:09+09:00
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出版・編集
月兎社 加藤郁美 です。ヨロシク!
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「昭和レトロタイルの旅 博物館と本の予告編」展、いよいよ!
http://calico5.exblog.jp/21875064/
2015-06-14T05:07:00+09:00
2015-06-14T05:27:36+09:00
2015-06-14T05:07:48+09:00
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本・映画・展覧会
3年間続けてきたタイル旅、2016年の5月に国書刊行会さんより刊行となりました。
そして!同じく2016年6月に開館する、多治見市モザイクタイルミュージアムさんの合同プレ・イベントとして、博物館と本の予告編イベントを、1年をかけて巡回展ちしておこないます。スタートは、もうあと2週間後(ひえ~!)の、倉敷意匠アチブランチさんです。
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「昭和レトロタイル 博物館と本の予告編」展
…多治見市モザイクタイルミュージアム[2016.06開館]
…加藤郁美『昭和レトロ豆タイルの旅』[2016.05国書刊行会刊]
会場:倉敷意匠アチブランチ http://atiburanti.classiky.co.jp/
会期:2015.06.27(土)~07.26(日)
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展示
・多治見市モザイクタイルミュージアムの昭和コレクション100点
・笠原タイルの貼られた昭和名街町の昭和の建物写真100点
・昭和初期の日本製マジョリカ・タイル20点ほか
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販売
・笠原町の美濃焼モザイクタイル(小さいの!)
・昭和初期の日本製マジョリカ・タイル
***
そしてなんと!
このとき、アチブランチさんのギャラリーでは、
陶人形の、にしおゆきさんと、 えほんやるすばんばんするかいしゃさんの
「人形とえほん2」展が開かれます。
ものすごーく濃い倉敷意匠アチブランチさんの7月、ぜひぜひお訪ねください。
*加藤在廊…6/27、6/28です。
***
このあと、名古屋・コロンブックスさん、東京・ウレシカさん、ほか全国規模で展開します。
どうぞどうぞお楽しみに!
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さてさて、どうにもブログ更新がとだえがちなので、おくればせながら、facebookはじめました。まだ使い方がよくわからないのですが…。facebookに登録されてなくてもみられる設定ですので、しばらくこちらにてお見守りください!
[月兎社 加藤郁美 facebook]]]>
眼鏡ビルときつねのほこら。
http://calico5.exblog.jp/21616250/
2015-03-09T02:50:00+09:00
2015-03-09T03:02:27+09:00
2015-03-09T02:50:30+09:00
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いろいろ
ポポタムさんから池袋へてくてく。「あずま通り」って初めてきました。ちょっと昭和っぽい、飲食店の多い商店街。タイ料理やさんの提灯がおもしろい。
う、これは、もしかして~、と思いつつ近づいたら、
やっぱりぜんぶ眼鏡だったー!さいきん何故か思い出す「眼鏡強盗事件」。2005年、29歳男子が、路上で若い男性から眼鏡を奪い取るというナゾ事件。検索してみたら「自宅から眼鏡124点とコンタクトレンズ30点が自宅から押収された」[LINK]…ってコンタクト強盗でもあったという。 路上で殴りかかってコンタクトレンズを奪うって、殴り倒して、馬乗りになって目玉からコンタクトを外して奪ったんだろうか…思ってたよりすごい事件だった。((;゚Д゚)ガクガクブルブル。
おしゃれピザ屋さん。なんかこう、カットの仕方を選べる!と壁全面でアナウンス。
雑司ヶ谷にはいってお墓沿いにてくてく行くと不思議稲荷が…。威光稲荷。赤い鳥居のつらなった細長い参道をいくと社殿があるんだけれど、その先が擂り鉢状の窪地になっていて、お稲荷さんの祠がいくつもあるんである。池袋にこんなところがあったとは。
威光稲荷の擂り鉢状の窪地のまんなかに、大木を中心に盛り土した塚があって、そこにもお稲荷さんが。こちらに威光稲荷さんについて、江戸名所図絵や古写真まで辿られたの面白いブログがありました[LINK]。
が、「大変不思議なことには、この威光稲荷に関して書かれた文献が皆無なのだ。『江戸名所図会』も『東京名所図会』も触れていないし、『若葉の梢』も『櫨楓』にも全く記載がない」。ちょっと謎めいたお稲荷さんのフライングきつね。
じつはこの威光稲荷、鬼子母神にいくひとならたいがい参詣する法明寺の裏というか境内にあったのであってそれもオドロキだったけれど、神官ではなくてお寺の住職さんが祀っていると言うことで、その意味でも珍しいお稲荷さんだそうです。法明寺さんは猫がいっぱいいて、しかも「撮って」とばかりにイイトコにいるんだけど、いざ撮ろうとすると逃げちゃう(笑)。
さらにサンシャイン方面に進むと、うわ、これまた見たこともないナニカが…。モルタル状のものにレリーフして彩色してある薔薇の壁。
こちらは塗りつぶされちゃってるんだけど、よーく見ると、飛天! うーむナゾだ。
そしてまた、すごい建物が!…古いの?新しいの?九龍城なの?おしゃれなの?
いまをときめく隈研吾さん設計の「としまエコミューゼタウン」というものでありました。豊島区役所と商業・住居の複合施設物件なのであったのであった[LINK]。 「植栽を主とする、太陽光パネルや、日射制御ルーバー、などを組み合わせた<エコヴェール>とよばれる、装置が覆っている」ということで、緑でモサモサになる予定らしいです[LINK]。 東池袋おもしろかった! ]]>
ブックギャラリー・ポポタムさん「ふゆごもり」展。
http://calico5.exblog.jp/21616246/
2015-03-09T02:40:29+09:00
2015-03-09T02:40:30+09:00
2015-03-09T02:40:30+09:00
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本・映画・展覧会
火曜日までのポポタムさん「ふゆごもり」展いってきました[LINK]。ユカワアツコさんの眠る鳥、善福寺ゴイちゃんも最高でしたし鶉もすばらしく愛らしく、チェシャ猫みたいなフクロウも。
今回ユカワアツコさんの画力に惹きこまれたのは「カリガネ」。ひじょうに不思議なフォルムで眠る鳥の、首の曲線、羽根の流れ、そして何より、そのバランスを成り立たせている、生きてる命の内側からの力が、静謐な筆で見事に描きだされた作品でした。
ポポタムさんがかねてから個展で紹介してこられた中沢美帆さんの「あなぐらの中」。切り紙と描画があわさって童画的なあたたかさや幻想性を醸しながら、けして甘くない、深みのある作品で、陰影の濃いポエジーに惹かれました。
中沢美帆さん「鳥たちの木」。みごたえあるグループ展です。駆け込みでぜひ! ]]>
2.25報道ステーション/村山富市インタビューかきおこし。
http://calico5.exblog.jp/21614007/
2015-03-08T10:16:16+09:00
2015-03-08T10:15:48+09:00
2015-03-08T10:15:48+09:00
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いろいろ
元首相の村山富市さんの、報道ステーションでのインタビューを書き起こしました。村山談話を発表した当時の成立過程や意義を、明晰に語る村山さん、91歳の凛としたまなざしと、「村山談話は、日本がアジアの一員として信頼される国として存続していくために出した談話、謝罪のためにだした談話ではない」という言葉にはっとしました。
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「村山談話の本質は、日本が過ちを繰り返さない、ということにある。過ちを繰り返さないためには過去の歴史をしっかり検証する必要がある。だから、村山談話は日本のために必要だから出したのであって、中国や韓国に謝るために出したわけではない。
やはりアジアの一員として信頼される国になることが大事。村山談話は、日本のために出したのであって、中国や韓国に謝るために出したわけではないのです。その前提を間違ってはいけない。
戦後50年という節目のタイミングで総理を受けると腹を決めた時、僕はじぶんに、この(連立)内閣でなければできない歴史的な役割が課せられていると考えた。それが戦後処理です。きちっとけじめをつけることが大事だと考えてきたからね。
首相になってアジア諸国を回って話してみて、やはり日本は先の戦争に対する責任を果たしてない、また再び軍事大国になって過ちを繰り返すのではないか…、はっきりとは言わないけれど、そういう疑念を、アジアの人たちの多くがもっているのを感じた。
僕はこの村山談話を、閣議決定にすることにこだわった。自民・社会・さきがけの連立政権の閣議決定として、談話を出すことに意味があったんです。自民党の閣僚からも反対意見は出ず、閣議決定を経て、政府の公式見解として発表された。
発表前に、当時、日本遺族会会長だった橋本龍太郎氏には目を通してもらった。橋本氏はたいへんよく出来ている、ただ、終戦と敗戦の言葉がまざっていますね、とおっしゃった。どちらがいいと思うか尋ねたら、橋本氏は、敗戦の方がいい、敗戦じゃないですか、と言われた。
日本遺族会会長で、のちに自民党総裁になった橋本龍太郎氏の意見はこうだった。『日中戦争、そして太平洋戦争は無謀な戦争だった。だから”終戦”ではなく”敗戦という言葉で一向に構わない。その方が潔い』。遺族会の中でも、そういう意見があったんでしょう。
(安倍首相が村山談話の言葉を踏襲しない70年談話を出すことについて)外国から見て何を考えているのか、極端に言えば、また昔の日本に戻るつもりなのかという疑念をもたれて、日本が孤立するようなことはやめてほしい。やるべきじゃないと僕は思います。
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すがも高岩寺さんのこけしぼんぼり。
http://calico5.exblog.jp/21611751/
2015-03-07T12:18:17+09:00
2015-03-07T12:18:30+09:00
2015-03-07T12:18:30+09:00
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ぶらぶら
巣鴨いってきました。
巣鴨名物店をチェックしてくれた友人についていったので、塩大福、クリームぱん、桜あんぱん…名物店ってあんまりほとんど行ったことなかったけど、やっぱり美味しいね。
とげぬき地蔵さんの高岩寺の隣には、こけしを常設してる会館があります。人より大きいこけし灯籠が見事。
くだものこけしさんと、山内隆さんの作品「無知をまとって」。このヒトとはかならず一緒に写真を撮ることにしてイル。
お、高岩寺さんの欄間におニュウ?のこけし提灯が?
こけしぼんぼりカワエエ!
すっぽんの三浦屋さんですっぽん粥。古いねこの大入り額。おざぶの上野の足がとびきり可愛い。鈴がついてるのもなんだか胸にしみました。
小山のように剪定された梅の大木。春ですねえ。]]>
ちいさーい、おひなさま。
http://calico5.exblog.jp/21603199/
2015-03-04T01:22:15+09:00
2015-03-04T01:22:19+09:00
2015-03-04T01:22:19+09:00
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ガラクタ
なんか!雛祭りが終わってしまいましたよ!写真撮っておいたのに、UPせずにすでに3月4日 。・゚・(ノ∀`)・゚・。。
去年、西荻ルーペさんでみつけたちびちび雛。直径4センチの器はもとはゆかりのないものだけど、ルーペさんのお見立てで。お船のような、おひつのような、宝珠のような。
また来年。ことしより良い春、こころ安らかな春だといいなあ。
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ことしは柘榴で金菓糖。
http://calico5.exblog.jp/21600294/
2015-03-02T23:01:37+09:00
2015-03-02T23:02:16+09:00
2015-03-02T23:02:16+09:00
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いろいろ
ひゃあ、あしたもう雛の節句だ!…西荻の雛祭りといえば、喜久屋さんに出る金菓糖棚。ことしは柘榴と桃にしました。
…お節句前に食べちゃったけど!ヽ( ・∀・)ノ ダメジャン!
「加賀銘菓の越野」さんには、こんな金菓糖が! うううう、注文したい。鴛鴦もある。[LINK]
有名な金沢・諸江屋さんの福徳せんべいも、なかにちっちゃい金菓糖が入っているのもあるだね[LINK]。土人形よりもしっくりくる。空洞なもののなかに空洞なものがはいってるって、いいなあ。]]>
くまのおまもり。
http://calico5.exblog.jp/21597603/
2015-03-01T23:12:59+09:00
2015-03-01T23:13:02+09:00
2015-03-01T23:13:02+09:00
calico5
ぶらぶら
すっかりごぶさたしてしまいました。年開けてから、ショッキングなニュースが多すぎてあたまがふっとうしてしまい…。でも、散歩はいっぱいしてました。これは自由が丘の熊野神社のクマのお守り。小鳥を手にとまらせているのと、葉っぱをもっているのと、ふた通りありました。
紙の袋も可愛いです。
絵馬もクマ。ドングリのはんこも押してある~!境内にはドングリの木がたくさんあるので、秋になると絵馬にもドングリのはんこを押すそうです。
しばらくゆくとカブトムシ遊具。
かこいいレトロマンション。さらにてくてくゆくと、野沢龍雲寺に。むかし、デザイナーの阿部聡さんの事務所にいくときいつも乗ってたバスが「野沢龍雲寺ゆき」だったので、これが野沢龍雲寺かー!と不思議な心持ちがしました。
野沢稲荷のはす向かいの公園の小さなおうちふたつ。築山や池、小さな社のある、感じの良い公園でした。…この日は後藤健二さんがもう亡くなっていたことがわかった日で、とてもいたましくやるせなかったので、散歩の途中に何軒も神社やお寺があって祈ることができてたすかりました…なんともとりとめもない祈りのスタイルが、日本的だなあ、と思いつつ。]]>
甘納豆処おかめ堂。
http://calico5.exblog.jp/21431641/
2014-12-30T15:46:00+09:00
2015-01-16T04:04:58+09:00
2014-12-30T15:45:57+09:00
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いろいろ
タイル旅で行った岐阜の商店街にあった岡女堂さんの豆板。砂糖の板についてるほうが、ふしぎとそれぞれの豆の味わいがはっきりわかります。
モダンな文字づかい。
ちゃんと紐でゆわえてある。
じゃーん! どの豆を入れるかは、お好みでえらべます。落ち着いたあまみが美味しかった!
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本年もたいへんお世話になりました。
ことしもタイルを追って、わらしべ長者的にいろいろなタイル物件、いろいろな方々、いろいろな町にたどりつき、どきどきすること、しんみり心にしみること、いろいろありました。
また、2月に国書刊行会さんが「切手帖とピンセット・増補新版」を刊行してくださり、ブックギャラリー・ポポタムさんで「にしおゆき&倉敷意匠のなかま6人の春じゅんび展」を開催いただき、3月には吉祥寺クワランカカフェさんでの切手カフェ、4月には西荻ルーペさんでpenoporiスカートフェア、5月に高円寺バニラチェアさんでpenoporiスカートフェア、8月西荻ウレシカさんで「切手採集」&切手トーク会、11月ウレシカさん倉敷意匠展&スノードーム・トークと、いろいろな方にお会いできたのも嬉しくまた励みになりました。
2015年は、タイル旅続行しつつ、6月から、倉敷、名古屋ほかで「昭和レトロタイル/本と博物館の予告編」展をやらせていただきます。乞うご期待!
それではみなさま、愉しいお正月をお過ごしください!来年も何卒よろしくお願いいたします。
(新年は1月5日からの活動となります。ぺこり!)]]>
双子のようなきょうだい。
http://calico5.exblog.jp/21415037/
2014-12-24T00:48:00+09:00
2014-12-24T00:52:38+09:00
2014-12-24T00:48:54+09:00
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本・映画・展覧会
おかっぱのファム・ファタル、ルイズ・ブルックス[amazon]の、こんな姉おとうと写真を見つけてしまった。
無声映画の時代に小悪魔的な魅力をふりまいた女優さんでしたが知的な女性で、早めに引退し、博物館員として著書などもあるそうです。こちらBBCのドキュメンタリー[youtube]。動いてるルル、ほんとに蠱惑的だなあ。
てなわけで、双子のようなきょうだい俳優の写真をちょと探索してしまいました。こちらはサイレントの妖精、リリアン・ギッシュと妹ドロシー・ギッシュ。
リリアン・ギッシュ「散りゆく花」[youtube]。むしろリチャード・バーセルメス演じる”中国人青年チェン・ハン”の儚い美貌が気になるところですが(笑)。
双子のような姉妹女優と言えばこのふたり、のカトリーヌ・ドヌーヴと、早くになくなった姉、フランソワーズ・ドルレアック。
ジャック・ドゥミ監督のお得意のオシャレで素っ頓狂な(?)ミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」[youtube]では双子の姉妹役で飛ばしてます。
父ライアン・オニールと競演した「ペイパー・ムーン」のテイタム・オニールと、
弟のグリフィン・オニール。グリフィンの人生はなんだかひじょうに残念なことになってしまっているようで…。初主演作「マジック・ボーイ」すごく良かったのに、残念です。おとっつぁんライアンがワルイ!
ケチな詐欺師と、母を亡くしたアディの物語、「ペイパー・ムーン」。これはもうロード・ムービー史に残る傑作ですね。[YouTube]。
弟グリフィンの「マジック・ボーイ」[YouTube]は、早世した天才マジシャンの父を慕う少年の、父の死の謎をたどり、じぶんもマジシャンとして成長してく、ちょっとミステリーじたてのコミカルでせつない物語。グリフィンは達者だし、ジョルジュ・ドルリューの音楽が美しく、共演のラウル・ジュリアとテリー・ガーがいい味だしてて、ほんとに良い映画だったんだけどなあ。
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パウル・クレーのハンドパペット。
http://calico5.exblog.jp/21404462/
2014-12-20T02:11:15+09:00
2014-12-20T02:10:37+09:00
2014-12-20T02:10:37+09:00
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本・映画・展覧会
おととい12月18日はパウル・クレーの誕生日でした。
パウル・クレーは子どもの時から大好きでした。家に廉価版のうすいちいさな画集があって、父が勝手にお話つけて説明してくれたから、絵本だと思ってた。読んでくれるたびにちがうおはなしなのが不思議で、でも楽しみでした。
「クレーの日記」も大好きでした。明快な考察や、愉快な人物評や、ちょっと奇妙な感覚や。古本屋でみつけたこの新潮社版(1961)は箱入りで、本体は鮮やかな黄色の布貼り、線画がユカイです[amazon]。
…若い頃は奥さんのリリーがピアノ教師をして、クレーは家で絵を描きながらひとり息子のフェリックスを育ててました。クレーの記す息子のしぐさ、片言のことば、息子のためにつくったハンド・パペット[LINK]。
クレーのハンド・パペットの本でてました[amazon]。こちらのブログで中味もみられます。幽霊やきつね可笑しい![LINK]。アートブック・ユリーカさんの解説によると、「クレーは1916年から1925年の間に約50体の人形制作し、そのうちの約30体が今なお保存」「人形には、彼の息子フェリックスの付けた名前があります。…その人形達にはストーリーもあります。」との由[LINK]。
おおお、こちらのブログにクレーが息子のフェリックスのためにこさえた「フェリックス・クレー・シアター」の写真が[LINK]!背景画がもろクレーの絵だよー。
パウル・クレーのエピソードでいっとう好きなのは、バウハウスで隣室にアトリエをかまえてた画家の思い出。「クレーの部屋からいつも、不思議な物音が聞こえてきた…タップダンスのような…リズミカルな…」 「廊下で会ったクレーは恥ずかしそうにあやまりました。カンヴァスをふたつ並べて同時に描いてました。だんだん夢中になってしまって、カンヴァスを行ったり来たり…その音がタップみたいになってしまったんでしょう」(本が実家なのでチョトあいまいです)。
最初に勤めた美術公論社で、「パウル・クレー手稿 造形理論ノート」というクレーのバウハウス時代の講義草稿の復刻版を出版していました。青い罫線の上のクレーの筆致や描線がとっても魅力的な本。スゲー変な会社だったけどw、復刻版では良書を刊行しています。「パウル・クレー手稿 造形理論ノート」については、鈴木芳雄さんがブログで紹介してくださっていて、さすがぁ[LINK]! こちらのブログにもくわしい解説をいただいてます[LINK]。
萩尾望都先生の「メッシュ」の第5話、クレーの公園の絵がでてくる「革命」も好きだったな。ヒロインの歌手ジュジュがリアルで魅力的だった。ちょうど「ポーの一族」が終わって絵が変わられてた頃だったけれど、定まった!って感じがして嬉しかったでした。
クレーの息子編纂したフェリックス・クレー「パウル・クレー 遺稿、未発表書簡、写真の資料による画家の生涯と作品」 も未見でした[amazon]。図書館でさがそ。 ]]>
スノードーム映画 ベスト3!
http://calico5.exblog.jp/21400452/
2014-12-18T12:48:27+09:00
2014-12-18T12:48:50+09:00
2014-12-18T12:48:50+09:00
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本・映画・展覧会
本日、ウレシカさんでのスノードームの会を、ライターの古地屋ジュンさんがエキサイトビットで記事にしていただけました[LINK]。番外編として(?)、月兎社的スノードーム映画ベストスリーを。
…とはいえ、まずは、スノードームと映画というと、まずあげられるオーソン・ウェルズ監督主演「市民ケーン」を。一代で成り上がった新聞王ケーンが、吹雪の夜、広大でバロッキーな邸宅でひとり孤独に生涯を閉じようとしてるオープニング・シーン。「バラのつぼみ(ローズ・バット)…」と謎めいた言葉を呟いたケーンの手から、山小屋のスノードームが転がり落ち、ガラスが割れ、そこから新聞王の生涯が語り出されるという非常に映画的なシーンです[YouTube][amazon]。
さて月兎社的スノド・ムービー第3位は「メアリー・ポピンズ」。お話をねだる子どもたちに、メアリー・ポピンズがセントポール寺院のスノードームを揺らしながら「2ペンスを鳩に」を歌うシーン。
このスノードームに舞うのは雪ではなく鳥で、そこからスノードームのなかの大寺院に鳥が舞い、餌売りのおばあさんが座っている幻想的なシーンが展開されます。「♪それはあなたの見えなかった世界/あなたは知るのです、鳥たちの微笑みを」。これも初期の特撮ファンタジー映画として、スノードームを巧みに使った映画表現です。
2位はリュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」。南米ペルーの雪山の中で、潜水実験の被験者になっているフリー・ダイビングのジャック・マイヨールと、ニューヨークの保険会社の調査員ジョアンナが出会うシーン。ふたりはたがいに一目惚れして、ジャックはジョアンナにイルカのフィギュリン・スノードームを唐突にプレゼントして去っていきます。…いま気付いたけど、このシーンは、雪山で出会って、イルカの海に終わる悲恋(?? ハッピーでコミカルな映画だけど、やっぱり悲恋映画だよね??)を冒頭シーンで一個のスノードームに凝縮してたのかあ! プレゼントするときのジャックの「きみはイルカに似ている」というチャーミングな言葉も、じつは呪いのことばでもあったのだ…リュック・ベッソンおとるべし(笑)。[YouTube][amazon]。
1位はやっぱり1998年「アベンジャーズ」!気象テロを企てる悪の気象会社「アンブレラ」会長ショーン・コネリーと、英国情報機関MI6の嫌味なくらい英国紳士なエージェントのレイフ・ファインズ、そして謎の美女気象学者ユマ・サーマンの闘いを描く、ガジェット満載の映画です。ショーン・コネリーはガラス球体フェチであるらしく、その館のホールには無数のスノードームが並び、蘭の温室には巨大レンズがそここここで蘭を拡大し、 「ご希望の気候をあなたのものに」という彼の会社のショールームではグラスドームに納められたさまざまな気象条件が展示されてます。
(ちなみに、科学者の気象テロ匿名会議は、クマちゃんの着ぐるみにておこなわれる!)
「アベンジャーズ」はスノドのほかにも、秘密基地、逃走用具、…とあらゆるとことで球体が登場するスフィア映画でもあり、
ロンドンに空中庭園も出現しちゃったりして、とにかく好きなものがいっぱい、あほらしくて小粋な映画なのであります。
…、と、こちらも今、気付きましたが、ユマ・サーマンとレイフ・ファインズが手にしてるのは、傘のスノードーム。ショーン・コネリーの悪の天候会社が「アンブレラ社」というのもあるけど、史上初のスノードームが「傘を持つ男」だったのもひっかけてるのかも。くうぅ! [YouTube][amazon]
こちらの読み応えあるブログ「映画のなかのスノーグローブ」さんもぜひごらんください[LINK]!]]>
郵便配達夫シュヴァルのスノードーム。
http://calico5.exblog.jp/21400093/
2014-12-18T10:30:28+09:00
2014-12-18T10:30:48+09:00
2014-12-18T10:30:48+09:00
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本・映画・展覧会
ウレシカさんでのスノードームの会がエキサイトニュースさんで記事にしていただけました[LINK]。ライターの古地屋ジュンさん、ありがとうございました!記事のため、「郵便配達夫シュヴァルの理想宮」スノドと、むかし担当した岡谷公二先生のご本をとりだしてきて撮影しました。
シュヴァルは毎日32キロ歩いて郵便配達する途中でみつけた石を積み上げ、じぶんの家の庭に33年かけて宮殿を建てちゃったおじさんです。パリ万博の世界の建築パヴィリオンの葉書を配達するうちに妄想がグルグルしてこんなの建てちゃいました。
建物の内部は洞窟のようになっていて、シュヴァルの考えた「格言」が彫りつけられてます。格言オヤジとしてのシュヴァルは「勇敢な心に不可能なものなし」とかきわめてフツーなのに、創った宮殿は奇天烈気が狂ってるというのがむしょうにおもしろい。
…しかして作品社版「郵便配達夫シュヴァルの理想宮」は、作品社に移って初めてできたやるぞやるぞやってやるぞ!状態のうえ、デザイナーさんもバブル時代の余波でノリノリだったので、正直やりすぎてます(笑)。見返しはシュヴァル切手シート状。
ページの端はパラパラ漫画になっていて、右ページが郵便配達夫シュヴァルが拾った石を「我が忠実な伴侶」と呼んでいた手押し車で運ぶようす、左ページが、石がウニウニ動くようす、になってます。へへ。作品社版、岡谷公二先生著「郵便配達夫シュヴァルの理想宮」は絶版ですが図版量が文庫版とはまったくちがうので、古本屋さんでぜひ! けっこう売れた本なので、かんたんに見つかると思います。]]>
うずらのオルゴール at 飯能イチノ陶器店さん。
http://calico5.exblog.jp/21397819/
2014-12-17T12:08:00+09:00
2014-12-17T12:54:35+09:00
2014-12-17T12:08:05+09:00
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ガラクタ
はじまりは鶉のオルゴール。お祭りのとき、飯能銀座のイチノ陶器店さんでみつけました。音楽は「星に願いを」♪。 地味かわいいったらないです。
もいっこはこちら。音楽は「イッツ・ア・スモールワールド」。
イチノ陶器店さんは創業100年の老舗で、離れてみると黒瓦の日本建築のまわりに、タイルを貼ったモダン外壁をめぐらせた看板建築であることがわかります。昭和30年代に改築なさった由。名古屋のノリタケの特約店で、タイルも愛知県常滑のタイルを使ったそうです。
上がり口の床タイル。カワイイ。
ふたつのオルゴールはこんな感じでガラス棚にいました。ふるい食器店さんて、なにかイイモノありそう!っていつもわくわくしちゃうんだけど、こんかいは大当たりでした。 イチゴのお茶碗も~♪
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